空也に雷が落ちた

少年が夜に入道雲をみつけた

ストレートでラッパを投げ入れた

甲子園がざわついた

真っ白な大空に雷鳴が

ラッパが雷を吹いている

少年が踊ってラッパを吹く

踊って踊って踊りながら

あ〜あみだひじり〜あ〜あみだひじり〜

空也がひろったラッパを吹いた

おちたのは雷じゃないラッパ

雷雨でも台風でもないラッパ

朝も昼も夜も全部ラッパ

もちろん君も

ただ音を奏でるラッパ

雷をおとすラッパ

12000メートルを越えた

12001メートルを越えた

カッパと飛んでった空也

無事を祈るよ入道雲に

少年はラッパを吹いてやった

思いっきり思いっきり

あ〜あみだひじり〜あ〜あみだひじり〜









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