夢の実現とおそれ
夢の実現はおそろしい
だから何もかもぶち壊してしまうようなことをする
そしてそんなつもりはなかったと嘯く
やったことがないからわからないのでも
やったことがないから自信がないのでもない
やってみてすらもそれは言い訳になる
ただ夢の実現をこわがっているのだ
やってみなければ
できたかもしれないと思い続けられるし
やってみても
この方法では到底無理だったよねと言える
そして夢が何だったのかすらも隠してしまう
心がこわいと言っているとき
なだめすかすでもなく
たたみかけるのではなく
辛抱強く耳を傾けるしかない
それは誰に代わりもできないことなのだ
だからといって
聞いているふりをして
考えているふりをして
いつまでも歩みをとめていては
声は小さくなるばかりだ
それは心が満足したのではなく
耳を傾けなくなるにつれて
魂の動きが疎かになったに過ぎない
夢を追うことは覚悟ではない
夢を実現することが覚悟なのだ
夢が実現することを受け入れることが覚悟なのだ
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