suketoudara

社会人2年目/2つの業種の世界に生息しています。

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最近の記事

動く穴あけパンチからの贈りもの

わたしの頬には、2つの凸凹した傷跡がある。    コンシーラーで隠すほどでもないくらいの、ちょっとしたへこみ。 これは私が生まれたときから約17年間ともに過ごした家族の”ネコ”がこの世に生きていた証だ。(スマホなんて普及していない時代だから写真が少なくてこれだけが心残りである。しかも画質が荒い。) 当時小学生だった私はモフモフの毛を抱っこしたくて、触りたくて仕方なかった。そんなある日の夜、ネコがソファの上で寛いでいたところを思いっきり襲った。 「おりゃ〜〜〜〜〜〜〜」

    • ユラユラ揺れる天秤と美徳

      わたしには、いつも違和感を覚えるコトバがある。 『努力や苦労を隠すことが美徳』 『言わないことが美徳』 こんな風潮があるが、自分が今まで歩んできた道については逆に隠すことをするというのは自分に対して恥ずべき行為だと、わたしは思う。 何ひとつ隠すことはないし、隠したいと思ったこともない。とは言っても、自分の口でコトバを発すること自体が嫌だ!というのはあった。口を閉ざす、ってこういうことなのかなとも思った。 話したくないし、話したことでそういうイメージがつくことも嫌だし、

    動く穴あけパンチからの贈りもの