“医師”桜井充氏はコロナ禍中で何をしたのか ~桜井充氏落選運動中・その3~
桜井充氏がやりたかったことは何?
「桜井氏は記者団に対し『新型コロナウイルス対策も与党でないと政策に反映できない。仕事をするために与党に行かせてもらいたい』と述べました。」(NHK政治マガジン2020年5月15日付、https://www.nhk.or.jp/politics/articles/statement/36702.html ) こう大見得を切って、桜井充氏は野党会派を離れ自民党会派に入りました。その裏では、かつて手厳しく非難した安倍晋三氏から直々に説得されるという出来事があったことを桜井氏自らが述べています(於2022年6月17日、自由民主党宮城県連 第23回政経セミナー)。
で、コロナウィルス対策で、桜井氏は何をなさったのでしょうか。
コロナ禍の中、桜井氏がするべきことは何だったのか
桜井氏が自民会派入りを果たした2020年から今に至るも、日本のみならず世界が新型コロナウィルスに翻弄されています。日本では医療体制のひっ迫、収入減少による生活困窮、エッセンシャルワーカーのみなさんの人手不足と長時間過酷労働、など、課題と問題点が次から次へと出てきました。与野党の枠を超えて政治が取り組むべきこれらの状況に、(自称)「仕事をするため」与党会派に移られた桜井氏、自ら医師であることを強力なアピールポイントにしておられる桜井氏は、どんな仕事をされたのでしょう。コロナ禍で揺れたこの2年間、国民の関心が極めて高かったこの問題、大見得切って与党会派入りされた“桜井医師”にはこれ以上ない働きどころだっただろうと推測するのですが。
筆者は桜井氏の第一声会場で「釈明無き会派移動」に抗議するためスタンディングに行き、桜井氏本人や応援弁士の発言に耳を傾けていました。確認してみたところ、桜井氏はやはりコロナ禍には一言も触れていませんでした( https://kahoku.news/articles/20220623khn000029.html )。改めてかつてのご発言をここに掲げましょう、「新型コロナウイルス対策も与党でないと政策に反映できない。仕事をするために与党に行かせてもらいたい」
貴殿は何をしたくて、与党会派入りされたのですか。
選挙は(現職にとっては)在任中の行動を有権者からジャッジされる場でもあります。コロナ禍で国民市民の命と暮らしを護るため、あなたが何をされたのか、どうか、不勉強な私に教えてくださいませんか。
西 新太郎<Miyagi.demo.Taro@gmail.com>
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