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司法試験。こんな講座が欲しい。。。ブレストしてみた。by トリプルE


こんにちは。

R5不合格。R6も予想1500-1800位ボーダーのトリプルEです。5分5分です。

試験から3週間経ち、R7に向けてぼちぼち勉強再開しました。去年は4か月一切勉強しなかったため時間切れなった反省です。

どこから手を付けようかなー、どの教材や講座で弱点を補おうかなーと考えています。

私は教育事業をしているので、ついつい教材開発目線で考えちゃいます。

ということで、こんな講座があれば10万円払ってもいい、というのを考えてみます。

ブレストです。

どなたかにぜひ作ってほしい。


1.会社法事例演習教材講座

受験商法の外枠ってたぶんこの演習書ですね。
私は社会人ですし、主観的には商法が身近で得意と感じていました。
しかし、R5,R6の本試験を受けて一番の苦手となりました。今や一番の恐怖です。来年受けるとしたら一番緊張する科目。怖い。私と同じような人は多いと思います。

別にこの教材をやったからといって10点上がるわけではないのは分かってはいます。でも、、、、、、怖い。精神安定剤。やりたい。でも解答がない。。。。講座がない。。。

誰か講座作ってください。10万でも買います。お客様事例にもなります。


2.刑事系、あてはめ塾

短答論文で11科目もあると、全部が突貫工事。そこそこ、にするので精いっぱい。

きっと、数日集中すれば点数あがるのになー、と素人ながらに思うのが、刑事系の当てはめです。

これも10万円払える。

2泊3日の合宿。ただただ、20時間。あてはめを書いて学ぶ。

刑事系のトップレベルの人たちの「コツ」ってきっとなにかありそう。その秘伝のタレ、マジックワードを伝授してほしい。あてはめ集。

短い文字数で最大の点数UPするあてはめのコツ教えて。

これだけで、5点×2科目=10点UPしそう。コスパよし。

これは、準備なくけっこうすぐに実施できるはず。誰かお願いします。


3.憲法毎日200本ノック。

これはけっこう大変そう。でもいろんな論文や判例を読んでる憲法学者なら作れる。どなたか憲法学者の方、お願いします。

サービスイメージ。
毎日、実際の社会問題について、短文事例問題(10行ほど)がアプリで送られてくる。
受験生はその問題を10分ほど考える。
「何条の問題で構成しょうかなー。規範定立どうしようかなー。他の方法って何があるかなー」これを毎日10分考えることができる。

憲法学者からワード1枚程度の簡単な解説又は10分動画が送られてくる。本当に簡単なもの。正解の必要はない。

目的は、毎日、15分ほど真剣に初見の憲法脳を作ること。正解を求めるわけではない。たんなる脳トレ。

そして、、、、おそらく200問もあれば、最近の憲法本試験のテーマも意外とカバーされるはず。

遺族年金やら、動物愛護やら地方バス、匿名デモ、外国人の強制退去、、、200問あればきっとカバーできたはず。

これは予備校では作れません。憲法学者でないスタッフが調べながらすると膨大な時間がかかるので。予備校は判例射程問題しか作れない。

でも、普段から憲法論文やら判例を読むのが「仕事」の学者の人なら、ついでにできるはず。ブログ感覚で作れる気がする。。。。解説はその学者の方の考え方や違憲で十分。10分ほど。

全国に憲法研究している人って何人いるでしょうか。。たぶん100人くらい憲法学者っているんですかね?

ゴールは、社会問題を、短時間で憲法主張に構成する脳トレをすること。

毎日15分、憲法主張トレしたら、本番で少しは問題が読みやすくなったり、答案構成が短くなったり、ちょっとはマシなこと書けると思う。


4.初見問題の守り方、明後日の答案を書かない講座


本試験を受けてみて感じるのは、完全初見問題に対する作法の大事さ。
私はこの作法が言語化して、腹落ちさせれていなかった。そのため、パニックとなり奇行に走る。奇行に走った人は不合格まっしぐら。

結局、自分で「言語化」できていない作法は本番で実践できないですね。しみじみ感じます。

例えば、R6なら商法の設問1(1)385条やR5の民訴の違法収集証拠など。

これらの問題って、予備校の過去問講座の中でも、「現場思考問題」とのことで、けっこうあっさりと解説も終わってしまい、現場でどのような思考で、どのように解答すべきかとの指導がかなり薄いです。受験生的にも、ついつい手薄になってしまいます。「合否に関係ありません。Cランク。守れればいい」と言われちゃうので。


でも、でも、私のような不合格者は、守れないんです。「初見の問題は法的三段論法を守りましょう」。それができないんです。明後日の答案を書いてゼロ点となっちゃうんです。徹底的に繰り返し繰り返し頭にすり込まないとできないんです。受験生の半分はそうだと思います。

この手の問題は、各年度2、3問はあると思います。それを全年度分集めて約30問を一気にやる。絶対に奇行に走らない作法を教える。

解説内容は、内容面は薄めに、現場での作法を言語化することを目的とした講座。全部で10時間ほど。
半ページで最高に守れたA答案と、奇行に走ったE答案を比較。
講座を視聴終わると、自然と自分なりのファイナルペーパーが完成するような感じ。

これは不合格者にとっては30点UPくらいの効果ある。


この講座を聞いていれば、私はきっと商法の説1(1)は守れたと思う。今回は言語化できてないから、明後日の答案を書いてゼロ点。致命傷なっちゃいました。


そもそも受験界の情報発信のほとんどは上位者です。でも、お金を払うマーケットの多くはボーダーから不合格となる層です。我々は過去問を通じて自分で抽出なんてできません。そして、上位者はお金払いません。自分できると思うので。一方で、下位者はいくらでもお金払います。藁にもすがる気持ちです。

中学受験や高校受験、大学受験マーケットの主流って下位層だと思ってます。

でも司法試験受験業界は、ペーパー試験強者が多いからなのか、優秀層向けのサービスが主ですね。マーケットの半分は損してる気がする。


5.E答案集、NG講座。ボーダーを知る講座。

私はR5はEが3つ、D2つありました。

Eだと33点です。
本試験は全科目46点だと合格します。
そして、Dだった刑法、刑訴は合計84点。つまりそれぞれ42点です。

Eを回避して、Dにするだけで9点UP違います。1.75倍すると、1科目Dにするだけで16点UPです。

そう、Eを回避するだけで16点UPなんです。


「合格」に必要なのは、まずは「Eを回避すること」だと思います。


よく「失敗は科学」と言いますね。


失敗は共通点がある。

一方で成功は色々な要因がある。判例知識が圧倒的で上位合格の人。記憶力が異常で上位合格の人。答案構成アウトラインが天才的に読みやすい人。天才的なあてはめ能力ある人。読解スピードが異常に早い人。日本語が異常にシンプルで読みやすい人。圧倒的な知識量の人。
勉強方法もさまざま。

A答案の要因って、けっこう言語化難しい。色々なタイプがある。

一方でE答案って一目みれば、誰でも何がダメかを言語化できる。

A取るよりもE取る方がはるかに簡単。

E答案には絶対に共通点がある。汎用性あるのはこっち。

この講座欲しい。。。。自分では意識してるつもりでも、やっぱり第三者から別の言葉で言われた方がインパクトがあって、脳みそに残ります。強烈なダメ出しの言葉が欲しい。

上位答案を書く方法よりも、E答案を書く方法のノウハウの方が価値あると思う。

合格しても司法試験の教育事業をすることはないけど、この講座だけは自分で作りたいな。


「E答案不合格者50人から学ぶ)不合格率100%!3時間で丸わかり。サルでもE答案を作る方法 by トリプルE」


上位合格者にはこの講座作れません。Eとったことないから。たぶん想像できないはず。指導できない。


不合格のほとんどの人は2つ以上はEがあります。
でもみんなオープンにしてくれない。
恥ずかしいんだと思います。
一方で上位層は優秀答案を発信したがる。

E答案の方が汎用性があるのに。

E答案って門外不出の宝物。中位から下位層のマジョリティには実はこっちの方が価値ある気がする。


真面目に3年間で5000時間勉強して、6ページ答案にびっしりと書いてE取るって、我ながらすごい技術だと思います。ぜひ伝授したい。


6.刑法短答、穴埋め問題解法術

「今年の刑法短答は簡単だったねー」

うそでしょ?

私は5問の穴埋め時間切れで、完全にあてずっぽうとなった。当然全外し。去年より11点も下がった。個人的には激ムズだった。

あれってどう解くの?????

解法テクと、少しのトレーニングすれば、解けるようになると思う。

でも一度も誰からも教えてもらったことないけど。。。。

誰か穴埋め問題を1分半で解けるコツを教えて。

刑法穴埋め問題30問を、思考を説明しながら再実施してる動画を見たい。


7.採点実感一問一答

採点実感を毎回は読み込めない。。。読んでも理解できない指摘も多い。

誰か一問一答にしてほしい。

本番で、まずは採点実感のNG項目が想起できるようになりたい。

例えば、
Q:違法性の承継の枠組みについて試験委員が特に注意していた事項は何か。「A: 個別事情は考慮してはいけない、、、、、、、、、、、、、、、」


Q: 違憲審査基準の定立にあたって、試験委員が毎年怒っていることはなにか。  「一般論のみから定立していて問題文の事情を考慮していない。」


7.司法試験過去問QA集

こんなのあったら月1万円払えます。
司法試験の過去問という枠を決めれば、受験生の質問もある程度限られると思います。質問も最大50問くらいに集約されるはず。

優秀層が5,6人集まれば、作れると思います。よろしくです。

LECなどの予備校からしたら、最高のリード商品となるはず。サブスクでいい。

8.社会人受験生向けオンラインサロン

私のような社会人って周りに受験生がいません。
会社に内緒にしてる人も多いです。
けっこうしんどいです。

こういうのあったらなーと思ってました。


9.LEC矢島っ子コミュニティ

けっこう少数派ですね。
全体の10%くらい?でしょうか。周りであまりみない。
私はずっと矢島っ子です。
コミュニティみたいのあったらうれしいのに。。。。
矢島っ子受験生やOBと交流したり、アドバイスもらいたかった。それが結果的にマーケティングにもなりますからね。

LECは私が大学生の時は圧倒的1位でした。
法律=LEC、会計=TAC、大原

20年ぶりに資格業界に戻ってびっくりしました。LECの存在感、、、、、、減りましたね。何が起きた???

クオリティが原因ではないと思います。ノウハウは一番なはず。

単純に情報発信が弱いのでは???。あんなに最高のコンテンツをしかも最安(インプット、過去問アウトプット、直前などのパッケージで22万円)で提供してる。
売れない理由が分からない。

私は伊藤塾に120万円課金して、基礎マスターのあまりのボリュームに挫折しました。初学者にあんな量の授業無理。
そんな中、Youtubeの矢島先生の動画を観てLECに乗り換えた。利益衡量の考えが好きで。
そこから、3年間で、おそらくなんだかんだ50-70万円くらいは課金してると思う。
動画が集客の入口になってる。

私が営業担当なら、ターゲットは伊藤塾生に設定する。
塾生に訴求するマーケティングをする。

矢島先生の速修講座の中から、受験生の苦手な部分を切り取り、Xで定期的に3,4日に一個流す。100個くらい。

相当釣れるはず。

私が実際に釣られてるので。


10:短文式の本試験過去問


本試験は問題文が長すぎて回せない問題があります。。。。
時間配分やらあてはめといったアウトプット目的だとフルでいいんですけど。。。

インプット学習目的だと、問題文が長すぎる。。。。。

インプット目的に、問題文を短くした短文問題集が欲しい。

少なくとも問題文の量を半分~3分の1以下にできるはず。

インプット目的の短文過去問は何度も回す。

アウトプット目的は、5,6年分を繰り返す。

とてもじゃないけど、フルの長文過去問は回せない。。。。。


以上、単なる思いつきのブレストでした。



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