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審査基準論へ逃避したような答案はダメby採点実感

R5憲法E、現在迷子真っ只中。



私の憲法答案は、本試験と対応していなかった。



私と同じように憲法迷子の人は多いと思います。



中でも多いのは、違憲審査こねくり回し野郎だと思います。


私です。


憲法の主役=違憲審査基準やら判断枠組み、と思ってました。


だって、そこをずーっと教わってたから。。。。。。


でも間違ってました。今になって気付きました。


以下R4の採点実感です。

本問では、様々な事実をきめ細かく拾いながら答案を構成することが求められており、事案 の個別性・特殊性をどのくらい理解しているかが、評価を大きく左右する。ところが、事実関 係を丹念に検討することなく、専ら違憲審査基準の寛厳で憲法上の評価を違えようとする答案 が一定数あった。そのように審査基準論へ逃避したような答案は、高く評価することはできな かった。

審査基準へ逃避はダメ。


つまり、「規範」でごちゃごちゃと争点かするな、ってことです。

確かに、問題文に落ちてる事実はほとんどが、規範じゃなくてあてはめで使うものです。


また、実際の訴訟で、厳格か、中間か、緩やかか、なんて争点も少なそうだし。。。。たぶん。


遅ればせながら、「今」気付きました。


R4の過去問をもっともっと研究すべきだった。

1,2回ざっと答案構成しただけじゃ分からなかった。


そして、R5の問題もR4の延長線上の問題でした。同じく、審査基準やら3段階審査をごちゃごちゃする問題ではなかった。


問題文の事実を憲法摘に評価してあてはめ部分で争点を形成する。それが求められていました。


自分の憲法問題に対する姿勢は完全に間違ってた。


そして、、、、、、たぶん予備校の先生や授業、ましてローの授業と今の本試験もマッチしていない。


少なくともここ2年の本試験では、規範部分でごちゃごちゃすることは求められていない。


私の知る限り、この事実を踏まえて、憲法試験で高得点を取る方法論を言語化できている人はほとんどいない?と思う。


「楽々まとめれる。問題文の事実を漏れなく拾う魔法の下書き用紙の書き方」って講座誰か作ってほしい。

「問題文から超簡単に争点作っちゃう思考トレーニング」

こんな講座作って欲しい。。。。。


R4,R5,判例知識ってどれだけ必要なのか?? 堀木訴訟:立法裁量広いってくらいしか使わない。


それよりも問題文の事実から、あてはめ部分で上手く争点かしてまとめる力が大事な気がする。特にB答案などは。


やればやるほど、考えば考えるほど、憲法迷子まっしぐらです。


でも何かしら自分で腹落ちさせないと。初日の科目だし。


とりあえず、現時点での私の暫定指針。


・制約やら保障、審査枠組みまでは「超シンプルに」。


・審査枠組みでは無理に争点化しなくても全然OK.むしろ必須でなければ、あえて争点化避けた方がいい。あてはめで問題文拾う時間を確保。


・問題文の事実は、ほぼ全て当てはめで使う。その事実の評価で争点化する。

これは結構大変です。。。。。今まで勉強の主役だった審査枠組みで争点作らないって。。。。。180度意識を変えるくらいの感じ。


今までは憲法の問題=問題文に即した審査枠組みの定立だった。


今後は、問題文から異なる事実の評価をして、争点化する思考して作文する意識。

慣れない。


でもやるしかない。

来年初めて試験を受ける方、ぜひR4とR5を繰り返し繰り返し解いて、どうやって、問題文の事実を引っ張って、争点化できるか、トレーニングするしてみてください。私もなかなか慣れません。。。。繰り返すしかないです。。。。

今月は毎日1問は憲法問題を解いて、まとめる練習しようと思います。


Eから半年でAへ。頑張ります。

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