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もし不合格な場合に、来年やること、やらないこと(備忘記録)

みなさんこんばんは、アラフォー司法受験生のボーダー(在学受験)です。
R5の試験を受けて、今は論文発表待ちです。
入念な自己分析の結果、1,450位でしてると勝手に思い込んでいます。

試験を受ける前は①とにかく書き切ること、そうすれば②自然と1,300位で受かると信じていました。
そして、実際に書き切りました。
だから終わった時は「やり切った。絶対受かってる。悔いなし。これで落ちたら撤退と考えていました」。

ただ、試験から1ヶ月半も経過すると、色々と信じられないやらかしやらミスも発覚し、試験勉強のつらさも薄れてきて、「万が一落ちていても、もう一回やろうかな」と感じてきました。

そこで、今回は私自身の備忘記録用に不合格だった場合の勉強法を考えてみたいと思います。


論文について

おそらく不合格であったとしても、2,500位ということはないです。
でも、1,800位で不合格ってことはあるかもしれません。私の相対評価の見込み違いということもあるかもです。

その場合にどのような勉強をすべきか。

まず守るべき、変えるべきでないことを考えたいと思います。

変えないこと①

やはりCを確保し、Bになればよし、Aならラッキー。
D以下回避して1,300位合格。
このスタンスは変えないで行きます。
これを変えると、沼にハマるのが目に見えています。
これは絶対に変えない。言い換えると、勉強しすぎないこと。

やること② 過去問出題論点を網羅的に確認する

今回、過去問は結局くりかえし解けませんでした。
直近3年分のみ傾向対策として血肉にしました。
今回「過去問やってればなー」と感じたのは以下の4つです。
①は、領置の枠組み
②は、伝聞の再現写真。
③は、憲法の意見書の書き方
④、商法の1人会社。

予備の過去問をやってればなーと感じたのは、⑤行政法の名宛人に準ずる地位です。

この5つは過去問をじっくりやっていた人は解けたと思います。
私は①の領置は全部落とし、②の伝聞は復習不足、③はグタグタ、④⑤は落としました。

もっとも、逆に考えれば、過去問をやらなくても、この程度の失敗で済みました。過去問をやらなくとも、他の問題については、伊藤塾の問研(旧司)とLEC矢島スピードチェックで対応できました。

そして、過去問を全部やると8科目×10時間×18年=1440時間かかります。
毎日6時間勉強しても、240日かかります。
無理ですね。

そこで、過去問は解かずに、過去問で出題した論点だけは確実に網羅的に学ぶこととします。

過去問論点抽出には、LEC矢島速修講座が最適です。
今年は私は本テキストは辞書代わりにしか使っていないのですが、本試験及び予備の過去問情報が採点実感とともに、テキスト中に参照されています。これを見れば過去問で出題された論点を網羅的に拾えます。
実際、領置も本テキストにはバッチリ記載されていました。

この方法なら、1科目あたり、16時間で網羅的に確認できます。
16時間×7時間=100時間ほど。 1ヶ月で網羅性を担保できます。
コスパOK.

やること③ 過去問の設問の読み込み

今年は公法系を除いては過去問をこなせませんでした。
そして、不合格になっても、過去問をやりつくす時間はありません。
最低限上記に書いた過去問出題論点は押さえる必要があります。

さらに、過去問の「設問」の読み込みは絶対にやります。
過去問を解く時間なくとも、「何を問われているか」だけは100%理解できるようにする!
例えば、刑訴であれば、捜査の適法性についての設問はクセがあります。
「捜査の適法性」と問うこともあれば、「領置の適法性、取り調べの適法性」など、特定範囲に絞った適法性を聞くこともあります。
また、憲法も3者間やら、意見書型やら、色々あります。
私は今回の試験で、このあたりが身についておらず、問に上手く答えられませんでした。けっこう痛手です。
来年は、絶対に設問だけは読み込もうと思います。特に直前は、問を毎日読もうと思います。
これも大して時間使わないですね。
5時間×8科目=40時間程度でできます。

やること④ 伝聞の過去問を繰り返す

R5の伝聞は過去問とほぼ同じでした。
過去問をバッチリやっていれば完答できたはずです。
後悔です。。。。。
来年も伝聞の可能性は50%くらいありそうです。
今度こそ、伝聞だけは過去問を完璧にして臨もうと思います。
8年分くらいあったと思います。
2時間×8年分=16時間で終わりますね。

やること⑤ 憲法は全ての形式に対応できるようにする

私は、今年の意見書型に上手く対応できませんでした。
書き方が固まっていなかったです。
今度やるときは、全ての過去問について、意見書型や反論型、3者間の全てで答えれるようにトレーニングします。

やること⑥ 商法の判例をおさえる。

今年の問題は判例オンパレードでした。
明かに試験委員が判例を勉強しろとのメッセージだと思いました。
私は訴えの利益の瑕疵の連鎖の判例を知りませんでした。
受験生の中では半分くらいは知っている有名判例だそうです。
特に予備試験では必ず短答で学ぶそうです。
予備経由でない私には厳しい問題でした。

ではどのように勉強するか。
百選を潰すなど不可能です。
そこで、ここでも矢島先生の速修テキストに頼ります。
このテキストにある判例に限り、理解だけしておこうと思います。
暗記するとまではせず、問題の所在と判旨の大枠のみ押さえようと思います。
問研やスピチェにない判例となれば、限られていると思います。
たぶん30個くらいでしょうか。
15時間もあれば終わると思います。

やること⑦ 刑事系、事実評価トレーニング

いままで事実評価の書き方などは、なんとなくでした。
それでも合否には影響ないと思いますが、せっかくなので、事実評価トレーニングをしようと思います。
これは、個別指導を受けようと思います。

刑法、刑訴ともに過去問3題ずつくらいを書いて、個別指導を受けようと思います。

30時間ほど。

やること⑧ R5司法試験の添削、個別指導

もし私の予想の1,450位より低い順位で不合格となっていたとしたら、それは私の主観と客観がズレていることとなります。
このズレは絶対に修正が必要です。
改めてR5の答案を書いて添削、個別指導を受けようと思います。

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やらないこと① ガツガツ勉強

ガツガツ勉強はやらないように。
あくまで今年の補強というイメージ。
また、ピーキングの重要性も今回実感しました。
6月からが本当の受験勉強。
それまではリラックスしてやろう。

やらないこと② 新しいテキスト、答練

新しいテキストは絶対にやらない。
また、答練も受けない。
個人差があると思いますが、私は過去問を自分で起案することで代替できてると思っています。また、答練の復習を繰り返す時間もないので、最初から受けないようにします。
模試も受けません。
ピーキングは本試験に一発で当てます。

やらないこと③ 大量の起案

やらないというよりは、時間的にやれません。
もっとも、8ヶ月間で、50通くらいは頑張って書こうと思います。

短答の基本方針

今年は民法65点、憲法34点、刑法42点、合計141点でした。

次も同じくらい取りたいですね。

民法短答

今回は短パフェがこなせぬまま時間オーバーとなりました。
それでも65点取れました。
次はどうするか、悩みますね。
短パフェは絶対に全部いらないのですが、既に手を付けてしまったので、、、、、伊藤塾の合格セレクションに移行する時間の方がもったいないです。
やっぱり、短パフェを使おうと思います。
完璧までは不要なので、8-9割を目安にやり過ぎない感じでやろうと思います。
60点以上確保が目標。

憲法

憲法は34点でした。でも、25点くらいもあったと思います。
運が良かったです。
今回は短パフェをしっかり回せなかったですが、次は回そうと思います。

今年の問題は難しく、おそらく相当批判があると思います。
来年は振り戻されて、オーソドックスな問題になると予想します。
35点を取れるようにする。

刑法

今年は問題ミスがあり、4点分が全員正解となり私も42点取れました。
実力としては38点だと思います。

短パフェは繰り返せませんでした。
でも、その影響はほとんど感じませんでした。
繰り返す必要があるか、、、、、ないですね。
インプットではなく、アウトプットトレーニング用に解く程度に納めます。

来年も40点くらいを目標にしたいと思います。

まとめ

以上個人的な備忘記録でした。

無事に受かっていてくれ!!!

















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