ペンギン人 お祝い!

どうもペンギン人です!
少し遅くなりましたが、フォロワーがついに目標の七十人を達成しました!
みなさん、本当にありがとう!
これからも頑張っていきます!

さて、今回は、豪華な小説盛り沢山の6編です!

ロボットの思い込み

2100年O月△日 日本
ボクハ、ロボット。
ボクハアラソイヲナクスタメ、コノチキュウニヤッテキタ。
ボクハミギテカラ、コウセンヲダシテ、モノヲケスコトガデキル。
サッソクパトロールダ!

そのロボットは、高層ビルが建ち並ぶ都会にきた。
ざわざわ ざわざわ

ナンダコノシカクイモノハ?
…マサカ、ヘイキノジッケンニツカウモノカ!?
ソノヘイキデ、コノシカクイモノヲコワスノカ?

ロボットは、ここが都会だとは知らない。
なので、勝手な思い込みをしてしまったのだ。

アラソイハダメ!!
ダメダメダメダメダメダメダメ!!!!!!!
ポチッ。

そして2100年以降に、日本からビルがなくなると言う事件が起こった。

ボクハオコラレタ。
「オイ!オマエ!ナンテコトシテクレタンダ!!!!」
ボクハコエヲダセナカッタ。


図工

ある図工の時間。
僕とDA君とSO君は、作品作りが終わり、手を洗いにいこうとした。
すると、水道の下の床が、びちょびちょに濡れていた。足を置いたら、ぽちゃんと音が鳴るかも知れない。
「あー。絶対先生に怒られるな。」
「ああ。」
すると、DA君が、
「雑巾取りに行くわ。」
といい、雑巾を取りに向かった。
僕は最初、呆然としていたが、すぐにその床を掃除するんだとわかった。
「俺らも掃除、やろうぜ!」
僕たちは、最初に乾いた雑巾で水を吸い、雑巾を絞ってまた水を吸うという繰り返しをしていた。
大体吸い取れたら、今度は他の乾いた雑巾で、床を吹き始めた。
これが一番大変だった。なぜなら、その時間は絵具を使っていたので、バケツやパレットを洗いに来る人が多かったのだ。その水が飛び散って、どんどん床に水が落ちてきた。
「やばいやばいやばい!」
拭いても拭いてもキリがない。
その時、DA君が、
「応援呼んでくるから、ちょっと水を堰き止めて!」
僕たちはそのとおりにし、応援を待った。
するとDA君が、四人ほど応援を呼んできた。
そした、水を堰き止めて、床を拭いたりし、だいぶ綺麗になった。
「やったな!」
「ああ!!」
そうやって喜んでいると、パレットを洗いに来た子が、水をこぼしたのだ。
「ああああああああああああああ!!!!!!」
僕たちはまた雑巾で水を吸ったり、床を拭いたりした。
だが、また水をこぼすかもしれないので、僕はみんなに、こう注意した。
「水は真ん中の方に流して!今床の掃除してるから濡らさないように!」
すると、みんなは僕の注意を聞いてくれて、水をこぼさなくなった。
掃除はスイスイと進み、床は見違えるほど綺麗になった。
「まだ濡れてるけど、多分乾くだろ。」
「ああ。だけど警戒しなきゃな。」
そして僕たちは見張りをして、ついに最後の子が来た。
「こぼすなよ…。」
その子は水をこぼさず、授業が終わった。
「後で先生に伝えようぜ!!」
帰りの会が終わり、僕らはすぐに先生に伝えた。
「あの水道の床、濡れていたので、僕らが掃除しておきました!」
「えっ!!ありがとう!!!」
先生に水道の床を見せると、先生はとても褒めてくださった。

そして帰り。
「いやー。褒められて良かったな!」
「本当だよ!」
「今度の図工も濡れてないといいな。」
そんな話をしていると、僕はあることを思い出した。
「あっ!!!!!傘忘れてた!」
「もう!何やってんだよ!!!!」
僕はもうダッシュで傘を撮りに向かった。

努力は必ず報われる。

笑い声

ある所に、とても小さく、体の色が黄色い、「ラフター」という名の鳥が飼われていた。「ラフターとは、『笑い声』という意味なので、飼い主の家族に笑い声を溢れさせて欲しいという願いからつけられた。

ラフターは、鳥籠の中に入っていると、自由を奪われいるような気持ちになるので、どうしても鳥籠から出たかった。チャンスが来ると、すぐ鳥から出ようとするラフターに呆れた飼い主は、鳥籠のドアに鍵をかけれるようにした。
(最悪だ!もう出られない…。)
そんなことを思っていたラフターに、最大のチャンスが訪れた。飼い主が、鍵を閉め忘れたまま、眠ったのだ。
(チャンス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ラフターはドアを開けようとした。だが、だいぶ錆び付いているのか、なかなか開かない。
(何コレ、開かない!)
ラフターは必死でドアを押した。
パカッ!
(開いた!!!!!ってあれ……?)
開けたときの反動で、床に落下してしまった。
(痛い!!!!!)
ラフターは、声の限り助けを呼んだ。

ラフターは、大怪我をしてしまい、全治半年間になった。
(やばい!もう出られない!!!)
ラフターは、餌も食べずに考えた。
(どうすればどうすればどうすれば?????????)
(ハッ!)
ラフターはあることを閃いた。
(この鳥籠は錆びている!しかも棒が細いから、少しずつ枝で削っていけば鳥籠を壊せる!)
ラフターは半年間、飼い主にバレないように、少しずつ鳥籠の棒を削っていった。
その結果、飼い主には少しもバレることがなく、半年が経った。
(明日は、脱獄の日だ!!!!!)

次の日の真夜中。
ついに鳥籠は削り終わり、怪我も治った。
(よし!今だ!!)
バキッ!
バサバサ!
(飛べた!)
ラフターは、鳥籠を壊し、飛び立った。
あんなに小さかったラフターが、ついに飛び立ったのだ。自由溢れる、大空に。
それも、笑い声のようなことを囀りながら。


ネズミの会話

あるデパートに、親子の2匹のネズミがいた。ごく普通のネズミで、体調は9~10cm。
だが、その子供は、とても知りたがり屋で、特に人間の疑問について、よく母に聞いてくる。
これは、そのネズミの子供の、疑問についての話だ。

1階で
新しいものについて

人間「何このタピオカ!マジうまい!」
人間「新発売らしいよ!」
ネズミの子ども(以下 子)「シンハツバイ?」
ネズミの母(以下 母)「新しく、タピオカっていう飲み物が発売したのよ。」
子「たくさん並んでるね!」
母「人間は、新しいものが好きなのよ。」
子「なんで??」
母「人間はね、新しいものがないと生きていけないのよ。」
子「へー。おかしな動物!」
母「新しいものがないと、退屈しちゃうのね。古いものには飽きちゃうのよ。」
子「僕はどんなに前からやっている遊びでも飽きないよ!!」
母「そうね。坊やはいい子!」
子「えへへ!」

外で
ポイ捨てについて

人間(ゴミ捨てに行くのめんどくさっ。)
子「あっ!ゴミを捨てた!あそこにゴミを捨てたらダメじゃないの????」
母「知ってるのね。あれはポイ捨てと言うのよ。」
子「なんでそんなことするの???????」
母「人間はいつもゴミをゴミ箱に捨てるのが面倒だと思っているのよ。」
子「面倒だからって捨てていいの?」
母「だめよそりゃ!」
子「人間は悪いよ!僕はちゃんとゴミを捨てているよ!!!!」
母「ネズミの世界ではゴミなんか出ないでしょ!」
子「バレたか!」
母「バレるわ!」

人間たちは、こんな会話など、耳をかさないだろう。


ネズミの坊やの涙

あるデパートで住んでいたネズミたちは、デパートから出て、他の国にいくことにした。貨物をのせた船に乗り、なんとか日本と違う国に行けた。
今日は、野良猫の坊やが疑問について話している。

船の食堂で…
お酒について。
男「うああ!酒を出せ!酒をだせえ!」
子「…何あれ?」
母「……………………見ちゃったのね。あれはお酒に酔ってる人。」
子「お酒?」
母「それはね、私たちでいう猫が食べる高級フードみたいなものね。」
子「へえ!おいしいんだねえ。」
母「でも、ああやって暴れてしまうこともあるの。」
子「ええ!じゃあ僕一生野良ネズミがいい。」
母「ふふふ。」

ある国の街で
戦争について

子「ひろーい!」
ヒュウウウ!
母「危ない!!!!」
ガバッ!
ドカアアン!!!!!!!
子「うわああっ!!!!!!」
母「大丈夫だった?」
子「地面に穴が空いてる!あれ何?」
母「あれは、大砲っていう武器の弾よ。って言うか、これが怖くないの!?」
子「怖くない!僕は弱虫じゃないから!!!!!!う、う、えーーん!」
母「泣いてるじゃん…………あれは戦争って言って、国と国とで戦ってるの。」
子「なんで????」
母「勝った国は、自分が強いんだって自慢できるの。人間はなんでも自慢したいのよ。」
子「馬鹿だなあ。自慢したっていいことないじゃん!人を傷つけるだけじゃん!!!!!!!!!!!」
母「本当に何にもならないのにね。全く人間はね、、、」
子「お母さん!危ない!!!!」
母「ハッ!」
サッ!
バコーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!
二人は飛ばされた。
母「坊や、大丈夫?」
子「O×△□※」
母「坊や、どうしたの?」
子「、、、なんで、なんで人間は、、、こんなこと、してるの、、?ヒック、いろんな人が、、、傷つくだけなのに、、、」
坊やが初めて涙を流した。
母「坊や、、、」
子「ねえ、お母さん、なんで人間は、、こんなこと、するの、、、?」
母「人間は、人間はね、自分しか大事じゃない。他の人のことなんか、全然考えてない!」
子「、、、何が楽しいんだーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!他の人のことも考えろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!」
あんなに青かった空が、暗くなってきた。

パヤの実と狸

パヤの実。それは、ざっというと、青色のスイカです。動物の世界では、それが主食になっています。ですがそれはとてもかたく、1kgくらいの重さのものでないと割れません。

動物の世界のある街に、狸の兄弟『ポン太』『ポン次郎』がいました。その二人は、おばあさんから手紙をもらいました。
『ポン太、ポン次郎、明日5時に私の家にパヤの実を持って来てくれない?お願いね。パヤの実は割ってください。』

次の日…
「ポン次郎、パヤの実、カゴに入れたか?」
「うん!行こう!」
二人はおばあさんの家に向かいました。
道には、たくさんの工事をしている人がいました。提灯を吊るしています。
来週、ここで夏祭りが行われるのです。
「夏祭り楽しみだね!」
「うん!」
そう言って二人が歩いていると、
「あっ!」
「どうしたのにーちゃん?」
「パヤの実割るの忘れてた!」
「ほんとだ!」
二人は走って行きました。
すると…
ぽろっ!
ばこん!
「あっ!」
カゴを見ると、パヤの実の上にトンカチが…
「ああ!ごめんね!」
「あ、はい。」
「あっ!にーちゃん!」
「なんだよ!?」
「見てみて!パヤの実割れたよ!」
「あっ!」
そう!トンカチは1kg以上あったので、パヤの実が割れたのです!
二人は、晴々とした顔つきで、お婆さんの家に向かいました。

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