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これからの学生はどうなるんだろう?

趣味でフルート吹き、吹奏楽の演奏会やコンクールが近場であれば見にいくペン姉さんです。

昨日はギリギリに知ってチケットを買った「淀川工科高校吹奏楽部・特別演奏会」出かけていました。

新入生が入部していないので、新2年・3年生のみの出演でした。

演奏曲を聴いていると「もしかして今年の吹奏楽コンクールはこの曲を自由曲に使うかも」と匂わせる曲はありました。

吹奏楽関連のコンクールは、今年は規定や枠が変わったと聞いています。

あくまでもコンクールは「生演奏を楽しみたい」を最優先にしているので、各校がどう演奏するかが楽しみなのです。


しかし、この3月になると大学入学関連や高校の統廃合について、ちらほらと「それってほんま?」と思う話を聞きます。

私は中学受験関連サイトを運営していて、今は入学式のお母さんの装いがよく読まれています。

去年、内容としてはほぼ同じ記事を書いたけれど「今年は何かが違う!」としてリサーチし直して書きました。

1年で「〇〇の概念」が変わるもので、人間とは不思議な生き物だとは思います。

先に書いた「大学入学関連」はやっぱり「奨学金問題」が出ていますが、「高校の統廃合」は、こりゃまずいと昨日の演奏会で気づきました。

大阪府では、子供の少子化で公立小中高の統廃合が進んでいて、私の地元では2030年までに統廃合をさせると市報で紹介されていました。

私が通った小学校・中学校もいずれは統合されて「〇〇小中学校」となるのでしょう。

ただ、残念だったのは卒業した短大が定員割れを数年起こして消えたのは残念。


問題はここからで、私の座席の隣にいた男性がお連れさんと「淀工、このまま部活の継続できるんかな?」と呟いていたのに驚きました。

帰ってから調べていくと、大阪府では定員割れを3年起こしている府立高校は「統廃合の対象になる」と知りました。

確かに地元の公立高校で姿を消した学校はあり、大阪府内で「教育格差」ははっきり出てきています。

淀工と呼んでいますが「工科高校」ですから普通・全日制というわけでもなく工業系の学校です。

ただ、淀工は「全国的に有名な吹奏楽部をもっている」で人気があるので、しばらくは大丈夫かと思えば、今年(2024年度)の入試倍率を見て驚いています。

募集人数210人に対して志願者数が201人、競争倍率が0.96と出ています。

原因は「私立高校の授業料無償化」と言われていますが、工科高校の存在が問われていて、いくら吹奏楽部が有名でも学校で行う授業は通ってもいいのかと保護者が考えたのでしょう。

吹奏楽コンクールの昨年の結果をみても、ほぼ私立が独占で長年全国大会までたどり着いていた淀工には不利な状況が生まれ始めているのです。


少子化対策として、不妊治療や出産に対する助成制度や男性の育休制度、補助金制度はどんどん出ています。

しかし、今生まれてきた子供達が小学生〜高校さらには大学生になった時にはどうなっているのでしょう?

地域ごとにみると大きな影響を受けないところはあるかしれません。

全体的に見ていって「いいものが消えていく。子供に経験させたいことができない」となるのは、子供の教育上どうかと思うのです。

できるだけ会場でCDやグッズ購入をして、売上金が出るように協力していますが、生徒さんが集まるように改革していく必要はあります。

「公立校」というしがらみがなければ、もっと助けたい学校や部は救われます。

少し販売などを緩めて、イベントなどあれば何かグッズなどを購入することでも「部の支援」になるので機会があれば、ぜひ協力してあげてほしいです。

素人考えではありますが、よいものはいつまでも残せるなら残したいです。

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