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我が子の道は、我が子が決める

今、ネットで学歴がうんぬんっていうのがバズってますなぁ。
言い出しっぺさんは、実は高学歴でいい会社にいた時期もあったのになぁと、元ツイを読んでいて、様々な意見を読んでいた。

我が家は、控えめに言わなければ行けないけれど、私はすでに消滅した短大卒、旦那は某旧帝大の大学院修士卒だ。しかし、二人とも卒業後に新卒入社後に転職をしている。私なんざ、何回転職しただろうってぐらい。

結婚して、子供が産まれてから、どう育てていくかはかなり悩んだ。
引っ越した地域が、あまりにも教育熱心ではなく、荒れ放題だったので、ある程度の年齢になれば、中学受験をさせることを決めた。

中学受験については、応援してくれる人がいれば、暴言を吐く人はいた。
日曜日のミサでは執拗に嫌味をいう方もいたぐらいだ。
いじめにもあったし、小学校卒業までは、最悪な毎日だった。本人は、今でも小学校時代のことは話さない。

しかし、いじめられたことで、中学校での生活は変わった。
クラスメイトのことで、4月から6月まではかなり悩んでいたけれど、組長になって、いじめ問題の仲裁に入っていた。過去の経験から、得たことを生かすようになっていった。親としては嬉しい。

ところが、先日、学校から呼び出しを受けた。学校では、他にも保護者がいたが、小テストの追試で、カンニングをそそのかした子がいて、ついカンニングに手を出してしまったのだ。

主犯格の子はすでにこっぴどく叱られて、かなり厳しい処分になったが、うちの子の場合、机に書いたものの、薄い字で書いたので読めずじまい。カンニングをしたことには変わりないので、友達もしたから、一緒に謝りに行ったことで、処分は軽めになったけれども、カンニングはやってはいけないことだ。

カンニングを今後すると、今回は反省文のみで許されるけれども、またすれば、停学か退学ものになるし、高校生なら即退学という規則になっている。その重大さに娘は泣きながら帰った。

子供が成長してくると、親が考えていることと全く違うことをするのは、これではっきりと私も勉強させられた。子育てというのは、「親と子供が一緒に成長する」もんだ。知恵比べと同じようなものだが、さて、どこまで子供と知恵比べができるかだ。

ライオンの親は、子供ライオンを谷底へ一度突き落とすという話は、子育て論で出てくるけれど、谷底に落とすんじゃなくて、中学以降は、ある程度子供自身に考えさせることは大事じゃないの?

親が、「あーしなさい、こーしなさい」と行って、進路を決めて、そのレールに乗せて走らせるのは、中学入学までが限界だ。入学後は、どういう生活を過ごし、過ちを犯した時はどうするか?それを感じさせて、自分で反省しながら、自分の道を切り開けばいいんじゃないかなぁ。

子供一人では無理だから、親が助けてやる必要があるかもしれないけれど、ある程度は、子供にやらせてみることで、子供に「考える力」を植え付けることは大切だ。

今度は、友人との付き合いで困っているらしいけれど、話を聞くと、最近の子供の友人の作り方は難しいらしい。先生にも相談したけれど、いいアイデアではなかったという。まぁ、イライラせずに、適当にしていればいいし、高校生になれば、落ち着くと思うけれどもね。

大学なんかも、どこへいくかどうかもさっぱりわからんけれど、彼女の行きたいようにさせようと決めている。(旦那は心配してたけれど)

彼女なら、きっとできるさ!

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