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我が家の哲学者「もっちー」さん

我が家は、チワワの「マロン」さんと、うさぎの「もっちー」さんがいる。
なぜか我が家のペットに「さん」つけをしてしまうのは、人間と同じように扱っているということもある。

さすがに、うさぎと犬を一度に外に出すのは危ないので、もっちーさんは昼間は寝ているので、昼間にマロンさんを解放して遊ばせている。

夜は、マロンさんを娘の部屋で見てもらうことにして、1階のリビングでもっちーさんを解放させて「うさんぽ」をさせる。

今、もっちーさんは7歳。とてもおとなしい男の子で、外に出してもちょこちょこっと部屋を走り回るものの、お気に入りの場所でくつろぐのがたまらないらしい。

しかも、人間の我々の目につくところで、ドタッと寝てるのが好き。
写真のように、何か瞑想しているか、チモシー食べたいという顔だ。
話しかけても「あー、勝手にしてればー」という顔をする。

もっちーさんは、ぶれることがない。
チモシーの銘柄を変えても、むさむさと食べ、マイペースに瞑想をし、
そして晩までじっと瞑想をする。(ただ寝ているだけという説もある)

ぶれることがあるとすれば、主人が帰宅した時だ。もっちーさんは、主人のことを深く愛している。(ちなみに、もっちーさんは男だ)

主人が帰って来た時の反応は、私への態度とは違う。
「早くあそぼー!早く開けてよー!」と興奮する。
開けてやると、まだ服を着替えていない主人にまとわりついて離れない。
主人への愛は、激しい。

私は、もっちーさんを見ていて、ふと思う。
こういうマイペースな生き方ができればいいなぁと。ここ数年の私は
大激動の波に乗らざるを得ない状態で、落ち着く暇もなし。
ゆっくりと自分を甘やかす時間はあっただろうかと。

友達とあって、食事をすることはもちろん楽しい。
一人でゆっくりと何もかも忘れての時間って、最近持っていない。
それを時々気づかせてくれるのが、もっちーさんだ。

もっちーさん、今日もぼーっと瞑想中。
こうして、我が家のペットに囲まれた生活の中で、私はバタバタと走るのであった。

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