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それでも私が頑張りたい理由

今年で営業は7年目だ。最初はこんなに長くやるつもりなんて微塵もなく、早く石油王は無理でも富豪と結婚して、ゆるゆると過ごしたいと20代は思っていた。

もともとわたしはいい子いい子されて育ってきた。勉強しろと言われたことはほぼないし、体育は大嫌い。体育会系部活なんてもってのほか。大学入ってチアガールやろうと思った矢先、10泊の合宿があると知って辞めた。バイトで店長が怖かった場所も3日で辞めたことがある。嫌なことははぐれメタルのごとく全力で逃げる自分をずっと根性なしだと思ってた。

それでも何故だろう。今の営業は続いてる。決して楽ではない営業だ。ド新規で顧客を回り続けて、時にはアポすら取れないし、当たり尽くしてもうアポ行くとこないじゃんってことは何回も経験してる。けど、次の日には電話してる。断られたところに。

自分でもなんでこんなに全力でやれてるか分からない、と思った時にコルクラボ編集専科の畑中さんのお話を聞いた。それはコンテンツには、「現実直視型」と「現実逃避型」があるということだった。

頑張れる人は現実を直視する。目標と今のGAPはどれ位か定めて、頑張らないといけないと思う。だから現実を突きつけられるコンテンツが良い。
けれどそんなに人間いつもは頑張れない。泣いて帰った時に見て元気がもらえるコンテンツを欲する人の方が多いのではないか、というような内容だった。(具体的には下記のインタビュー記事に書いてある)

https://careerhack.en-japan.com/report/detail/1007
※畑中さんの記事

この話を聞いた時に、コンテンツ云々はいったん置いておいて
なるほど、わたしの感覚ってズレていたんだなってしみじみ感じて目から鱗だった。

確かに私のフラれる理由は決まって「ついていけない」だったし、婚活してる時も1ヶ月でお見合いを15件入れて今の旦那さんに会うまで50件以上お見合いしたと言ったら友達は大体ドン引きだった。
私は目標のために努力を惜しまないことが当たり前で、それを淡々と続けているだけなんだけど、何やってるのって思われることが確かに多かった。そのことに気づいた瞬間だった。

でも気づけたことですーっと肩の荷が降りていくのも事実だった。

これって当たり前じゃなくて、自分の個性.......もっというと長所かもしれない

そう感じた出来事の後に上司と話をしてきた。上司はどんな逆境でも頑張り続けられるのがあなたの才能だよ、と言ってくれた。

正直私は今まで自分ほど営業に向いてない人はいないと思っていた。華やかでもない地味な人だし、すぐ凹むし、売りまくる営業マンはたくさんいる中で、クロージングを迫るのが苦手で。苦手なことばかり目がいっていて、なぜ自分がこの営業を続けられているのかという部分は見えていなかった。

私の長所は目標に向けて頑張れるところ、そしてその為の数はいくらでも打てること。そう上司のフィードバックを受けて、コルクラボ編集専科の課題もちゃんと数を打ち切ろうって思えた。もちろん編集のためでもあるんだけど、やりきれたらやっぱり自分は頑張れるところが長所なんだって認められる気がしたから。

自分が当たり前にやってることでも宝物がザクザクあるんだなって気づけた1週間だった。もっとこれからも宝物をざくざくと見つけたい。

余談だけど、私が旦那さんに興味を持ったきっかけは
「行きたい大学に入るために中2から部活を辞めて毎日23時まで勉強してたんだ」のこの一言。

こんなこと今まで女の子に言ってたのかな、そりゃドン引きだよなって自分を棚に上げて笑ったのがなつかしい

そこまで頑張らなくてもいいよという令和の風潮に反してる私だけど、似た者な旦那さんや仕事仲間に支えられつつこれからも頑張り続けたい。
明日も好きなことnoteかくぞー!

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