べき乗則からリハビリの到達点を推定する
最近知ったのですが、運動などの練習量と上達度の関係は線形関係ではなく、べき乗則に従うそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1715994861274-MQb9xoIyEd.jpg?width=800)
ADLの評価にFIMという指標があります。このFIMが何点増えたかがリハビリの上達度であり、FIM利得と言います。
このFIM利得がべき乗則に従うのかどうかを調べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715941972328-M5YTbOaVNn.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1715941985354-a8oZkPpoz6.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1715941994250-AEAmsDd2uP.jpg?width=800)
色々改善点はありますが、対象の条件設定を工夫すれば、べき乗則からFIM利得の予測ができそうな気がしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1715942192597-MdAc0kHP86.png?width=800)
リハビリの分野ではゴール設定が重要になります。最終的な到達点がわかれば、ゴールに到達するまでの期間(入院期間)の目処が立ちます。それとともに、介護サービスや住宅環境の整備も整いやすくなります。今後有効に使えるように予測方程式を作ってゆく予定です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?