ストックホルム食器旅  Day1

ストックホルム旅の振り返り。(2019年夏)こんなご時世ですので、旅行に行った気分になりたくて、アップしました。昨年、本帰国前に、北欧で雑貨と食器を見に弾丸旅行に行きました。旅程は、ドイツ→イスタンブール→ストックホルム→ドイツ。トルコとスウェーデン、この2つの国は、実はとても対照的でした。その印象も後々、書きたいと思います。

ストックホルムに行ったのは6月中旬、夏至祭のすぐ後でした。夏至祭の時に行ったお友達はお店がかなり閉まっていたそうです。「夏至祭を甘くみていた」との弁。

ターキッシュエアラインズで、イスタンブールから入国。トルコ編で書きますが、ターキッシュエア、とても快適、最新、お薦め!

空港からは20分ほどの電車で、中央駅へ。黄色と木の曲線がモダンな駅と、キレイなエクスプレス。空港と市街のアクセスが良い首都です。

ホテルは、中央駅徒歩数分の、便利なデザインホテル。おしゃれで、広さもあり、快適。後で書きますが、デフォルトが毎日掃除しない。「言ってくれたら掃除するよ」(もちろん無料です)という合理的なシステムです。インテリアがおしゃれで、便利で、満足でした。

そういえば、最近のホテルのバスルームの洗面台って、四角い事が多いのですが、格好は良いけれど、物が置くスペースが少なくて。シャワーに入る時などに気を遣う。ですので、私は、たっぷり周りに物が置ける、昔ながらの洗面台が好きです。

ストックホルムの街並みは静か。そして透き通った空気の中、陽が差し込む。こんな良いお天気の時期は短いのでしょうね。100mも歩く間に、かわいいおもちゃ屋に、雑貨屋。全然、前に進めません。ドイツのおもちゃ屋さんもかわいいですが、スウェーデンのおもちゃは色使いが淡くて、おしゃれ。ナチュラル系の雑貨屋さんはまだ開店前。横目に、どんな物があるか確認。

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更に行くと、広場で蚤の市が。前から欲しかったアラビアのバレンシアの大皿を見つけて、早速、お買い物。お願いしたら、クローナでなく、ユーロでも売ってくれました。品数豊富。フィンランドに行けなかった分、満たされました。下の写真はホテルで、買った物、並べてみました。イッタラの色ガラスのキャンドルホルダーは、白の窓辺だと、影の色が際立ちますね。

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その後は、カフェでお茶を。カフェのテーマカラーは上品な薄ピンクとゴールド。娘はメニューも見ず、かわいいから入りたいと。中のインテリアはガーデン風で、とても素敵。

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それなりのお値段ですが、注文はカウンターで。セルフサービスに近い状態です。日本で言うと、銀座や表参道の素敵なカフェに入ったけれど、セルフサービスだったみたいなアンバランスさ。後々気づくのですが、ストックホルム、この様なスタイルが多かったです。水は自分でカウンターでコップに入れます。人口の少なさや人件費の高さが、大きく関係しているのかなと思います。ホテルの清掃の合理性も、同じ理由かと。とにかく、人の手によるサービスは最小限に、という考え方。若い人口に溢れているトルコとは、対照的でした。スウェーデンの人口は国で1000万人。一方、トルコはイスタンブールの1都市だけで、1500万人。スウェーデンは、国としては有名度の割に、実は人口の少ない国です。東京より少ない人口の国でも、ある程度の発言力を持っていて羨ましいです。

さて、カフェでは、イチゴケーキを。日本のショートケーキにそっくりの、スポンジに、生クリームにイチゴ。インターのworld festaと呼ばれる各国料理のお祭りでも、スウェーデンチームは、このショートケーキ似のイチゴケーキを出していて、毎年大人気。ドイツでは日本人経営のケーキ屋さん以外では見かけないので、有難く頂きました。

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さて、今度はノーベル博物館がある、ガムラスタンに。商店街から、運河の間の橋や重厚な建物を抜けながら…。この辺り、気持ちの良い場所です。ガムラスタンの路地には、お土産屋さん、雑貨屋さんが並びます。ブラシ屋さんも。

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ノーベル博物館は少し坂を上った広場に面しています。中は思った程広くなく、少し目的を持たないと、あっという間に見終わってしまいます。子供にはクイズラリーの紙をくれたので、そのクイズを解きながら、見ました。奥の子供コーナーでは、ガウンを着て、「ノーベル賞受賞スピーチごっこ」が出来ます。クイズを全部解き終わると、メダルのチョコがもらえました。

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ノーベル博物館の先に中古食器屋さんと中古雑貨屋さん?がありました。北欧食器好きならテンション上がります。食器屋さんは、グスタフスベリ、クイストゴーなど、所狭しと並んでいました。中古雑貨屋さんは蚤の市の中の1軒のような感じ。古布や古着、イッタラの食器やら色々。

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坂を下って、しばらく歩くと宮殿の前に。更に運河の方にいくと、視界が広がります。二又に分かれる橋を渡ります。この先にも眺めのよい場所が。

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私が行きたかった雑貨屋さんはお休みでした…。20年前に買った大柄のトレイ(今でも現役)の店だったので、行くのをとても楽しみにしていたのですが。いつかまた。

その後、市街地を見ながら、本屋さんによってホテルに。本屋さんは色々な街で寄ってしまうスポットの一つです。気の利いた文房具も売っている事が多いので。この本屋さんもカフェがあり、文房具も。英語の児童書も結構あったので、チャーリーとチョコレート工場の作者の本を購入。アマゾンも良いですが、やはり中を見ながら買えるのは良いですね。

そのそばにはGooglemapを見ていたらH&Mの本社が。普通の5階建て位のこじんまりとしたビルでした。スウェーデンの勝ち組企業といえば、IKEAとH&M。少ない人口の中から、新しいビジネスモデルを産み出す素地とは、何だろうと思いながら帰りました。(その日の歩いた距離17kmでした)






































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