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【週刊日記】できること、できないこと、できたこと#3

ニューノーマルってなんだろう

 妹の家の姪っ子が風邪を引いたらしい。見た目は元気ではあるが、夜には、風邪のような症状が出来ると話している。抗原検査では、陰性とでたのではあるがこういう時期だからこそ、いろんな事を疑いながら対処していると聞いた。まだ学校に入る前の年齢の姪っ子なので、いろいろもらってきてしまうのは仕方ない。こう考えてみると、ウイルスって言うものは、大人も子供にも容赦なく襲いかかることを認識する。大人であれば、感染対策における我慢も多少、子供には完璧さを求めることは難しい。そう考えると容赦なく襲いかかるものに対しして、強い者と弱い者が出てきてしまうところが見えてきてしまう。そういう違いが出てくると、改めて「ニューノーマル」別の言い方をすると、「新しい生活様式」ってなんだろうと思う。改めて「ニューノーマル」と言って、お出掛け時にマスクをしたり、事あるごとにアルコール消毒をしたり、フィジカルディスタンス(ソーシャルディスタンス)を保ったりしているのであるが、じゃあそれって、誰かが決めた者を、すべて押しつけていて、弱者の視点をどれほど考えているんだろうかと思う時がある。もちろん今は感染症対策を図ることは、大切であるが、世の中には、物理的にマスクをすることが厳しい人がおられたり、私もそうであるが、一日中しながら作業すると、正直苦しいことがあったり、でもそういうことを、素直に言いにくい社会にはなっているんじゃないだろうかと、私は思ってしまうのである。「ニュー」や「新しい」と付けるのであれば、より多様に向けられた者になっていくべきではないだろうか。

出来ないことを示すことは不利なの?

 「対応」出来ないことを正直に話すことは、本当に不利なんだろうか?先日、こんな出来事があった。移動でタクシーを使うことがあり、会計時に電子決済で支払いを済ませようと考えていた。しかし運転手さんにその旨を伝えたところ「えっ?電子決済で払いたいのって?」って言われてしまった。私も、リュックの方にお財布を入れていたために、そう簡単にその運転手さんに合わせることが厳しく、無理に言って電子で決済してもらった。そのことを一緒に住んでいるお袋に話したところ、合わせることをしなかった私を責め、「現金をもっているんだから相手に合わせられるでしょ」と言われてしまった。そんなことを言われると私も言い返したくなる者で、「それなら、私は電子決済で支払いしたくありませんって車内に貼ればいいじゃん」と言ってしまった。そうなると、我が家の水掛遭う論が始まってしまいお袋が、「じゃあ、電子決済が出来ますと貼ってあるタクシーと、電子決済が出来ませんというタクシーが2台並んでいたら、どっちに乗るの?」と言い張るから、「そりゃ出来る方に乗るでしょ」と言ってしまったら、「じゃあ出来ない人が可哀想でしょ」と言われてしまった。でも、「できない」と言えることって、大切じゃないのって正直私は思った。確かに私はタクシーの車内でお財布を開いて小銭を出すことは手の障害故に、たいへんであるので電子決済が出来る方に乗りたいけど、逆に、それが出来るタクシーを待つことはできるのであって、「できない」と事前に示すことは不利なことではない。「出来ない」と言うことを正直に言い合える社会も時には大切であるのではないかと私は思う時がある。

ソーシャルハックデー

話は、大きく変わってしまうのであるが、先日の土曜日に、CodeforJapanが主催するソーシャルハックデーに参加することが出来た。前から気になっていたイベントであり、今回は自分のプロジェクトを持ち込んで参加してみた。ソーシャルハックデーに参加して良かったことは、自分にないスキルを持つ人に出会うことが出来て、自分の知らない知見を深めることが出来ることと、加えて、持ち込まれているシビックテック系のプロジェクト、一つ一つが興味深く、日本中でITを用いて社会にいいことをしようとしてる人がたくさんいることに気付けた。加えて、これは超個人的な意見であるが、「創れる」って、幸せだと思った。自分は宮城県石巻市の多目的トイレのWebマップを作っているのであるが、作るためのスキルを時間を掛けて学ぶことが出来て、試行錯誤をたくさん重ねているが形にすることができている。「形」にすることが自分でできるって凄いラッキーなことで、想いがあってもそれを形にすることが難しい人がたくさんいることにも気づくことが出来た。次回は、誰かのプロジェクトを少しでも助けられるような参加が出来たら良いなと思いました。


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