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【速報】《スクラップ・カウンター》の処理と裁定

前略、人鳥さんです。

上の画像から確認できる通り、《スクラップ・カウンター》のテキストには「フィールド上」としか書かれていません。
他の「攻撃された」系カード《D-カウンター》《ハーフ・カウンター》には「自分」と明記されており、単に「フィールド上」と書かれるのは《スクラップ・カウンター》のみの特徴的な表記となっています。

また、マスターデュエルにおいては旧テキストが現代的に改められていますが、それでも「守備表示の『スクラップ』モンスターが」とだけ書かれており、「自分の」「自分フィールドの」などの表記は見られません

この件については公式データベースとwikiそれぞれに記載がなく、相手モンスターに対して発動できるのかどうかが不明瞭でした。

そこで優れたデュエルシミュレータであるマスターデュエルにおいて検証を行ってみたのですが……

相手の守備表示スクラップモンスターを攻撃した際に発動する事が出来ませんでした。

しかし先述の通り「自分」記載がないのは《スクラップ・カウンター》固有の記述であり、これはテキストに反する処理のように感じます。
そこで私は遊戯王カードゲーム事務局に対し「カウンターは自分にも相手にも使えるのか」を問い合わせていたのでした。

結論を言うと、相手モンスターに自分で攻撃した際も発動可能であるとの裁定を貰いました

証拠となるメールの文面については、回答メールをそのまま転載・公開して良いのかどうかわからないのでこの場では控えさせてもらいますが、既にマスターデュエル側にも裁定を踏まえた上で不具合報告の形で問い合わせをしています。
この問い合わせで挙動が修正されれば、実際に動かして確認できるようになるはずです。
事務局さんにはリプレイを公開設定にしたりすると良いよと言われたものの、実戦でそんなお遊び通せるわけがないのでソロモードにおいてSwitchの録画機能で実証したため、ちゃんと証拠として受理されるかやや不安

2000と言う大きな上昇幅を持ちながらも受動的な罠カードであった点で使い所の無かった《スクラップ・カウンター》ですが、この裁定により能動的に活用する事が出来るようになります。
あとは全世界の【スクラップ】使いとクソカード使いの腕にお任せします。

以上、速報でした。


ちなみに私の発想だと
・スクラップは1枚初動を生かすために別で動けるテーマと足す意義がある
・御巫は自己展開でき、破壊耐性で《スクラップ・サーチャー》と併用可能
・スクラップは送り付けも出来るので御巫が殴る的も用意できる
・さらにパワーツールブレイバーが両者を装備カードで繋ぐ
・御巫罠やギブ&テイク(withサーチャー)を《トラップトラック》で繋ぐ

と言った感じでコンセプト設定すれば、ゴーレムで相手に下級スクラップを送りつけながらトラトラでサーチしたカウンターで強化、守備3000越えに仕立て上げて御巫で突撃することで相手の耐性持ちを無視してライフを大きく削れるため、ピン差しでも疑似フィニッシャーになることもあるんじゃないかと思います。
昨今はホルスという「除去したくないし戦闘にも対策してくる」相手も一応いますし。

まぁ「使う方法がある」というだけの話であって、優先して入れたりするカードではないと思います。
正直上記のコンセプトデッキはむやみにサーチカードが多くなりがちで枠が相当に厳しいです。
あと送り付け通るんならゴブリンを攻撃表示で送り付けてヴァレルソードとかもありますしね。

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