見出し画像

明日、大きな地震が起きて津波が来るなら

明日、天変地異が起きてこの暮らしがなくなってしまうなら許せることは、津波が来なくても許してしまえばいい。

3月11日、あの日からしばらく多くの人が、許して、信じて、疑わず、勇気も持った。そうでなかったこともそりゃあったけれど、他の人は知らないけれど、わたしはあの時に近いわたしで在りたい。

しばらくは他の人を変えることばかり考えていたけれど、間違っていることを数えて嘆いたけれど、わたしがどのように変わったのか、どうしてきたのか、幸せを噛み締めるのはどんな時かを思うと。

許して、信じて、疑わず、勇気を持つのが最強かなーと思う。そうすると、やること祝福しかないんやよね。

あんまりにも何もなくなっていて、けれどそこにはもう草が覆っていて、草原に見える。ここは駅のホーム。あの日から4ヶ月後、7月に女川から下って放射線の本をつくるための打ち合わせをする福島まで。12月には出来た。放射線の勉強をする本。子どものために。

辛いことを越えてる最中に起きた東日本大震災やった。だから、わたしは、前から準備があった。許して、信じて、疑わず、勇気を持つことをするために。準備の仕上げに9年かかったのか、な。

心が感じる。もし、この心を自分が勇気付けたり励ましたり、温めたりできるとしたら?心のあり様で現実が作れるとしたら?

この心のことが描きたかった。生きる力になる。


描く行為が好物、つくることが快楽。境界線なくイラストを提供したくなる病。難しいお話をやさしく描くのも得意。生きることすべてを描きデザインする。旅をして出会って描きたいつくりたい。だからサポートは大歓迎です。 ( ・◇・)ノ