子どもを育てた人
わたしは「お母さん」と呼ばれたくなかった
子どもを産んだ人で
子どもを育てた人だ
手助けの要る愛しい小さい人たちを守る人
めんどくさいときもあるけど、手助けの要る小さい人たちを守る
目を離すと彼らは死んでしまうようなことをする
ずっと見てるのもお世話するのも問題はない。
必要だから。そうしたいから。
なんで産むと「お母さん」になるって決まっちゃうのか
これに抵抗するとものすごく日常がめんどくさいことになる。
「ママたちぃ〜」と呼ばれると虫唾が走る
子どもが好もうが頭のてっぺんから声が出ない
子どもと踊るお遊戯が嫌
「反抗期だから」と人権を踏みにじらたくない
わたしの築いてきた毎日が「お母さんでしょ」という戦車に踏み潰されてぺったんこ。
こんな風だったから、しっくりこないお勤め先に居る困った人みたいやった。
子どもたちが成人してやっと「わたしが親である旬が来た」と思う。
待たせたな。
描く行為が好物、つくることが快楽。境界線なくイラストを提供したくなる病。難しいお話をやさしく描くのも得意。生きることすべてを描きデザインする。旅をして出会って描きたいつくりたい。だからサポートは大歓迎です。 ( ・◇・)ノ