見出し画像

子どもを育てた人

わたしは「お母さん」と呼ばれたくなかった

子どもを産んだ人で

子どもを育てた人だ

手助けの要る愛しい小さい人たちを守る人

めんどくさいときもあるけど、手助けの要る小さい人たちを守る

目を離すと彼らは死んでしまうようなことをする

ずっと見てるのもお世話するのも問題はない。

必要だから。そうしたいから。

なんで産むと「お母さん」になるって決まっちゃうのか

これに抵抗するとものすごく日常がめんどくさいことになる。

「ママたちぃ〜」と呼ばれると虫唾が走る

子どもが好もうが頭のてっぺんから声が出ない

子どもと踊るお遊戯が嫌

「反抗期だから」と人権を踏みにじらたくない

わたしの築いてきた毎日が「お母さんでしょ」という戦車に踏み潰されてぺったんこ。

こんな風だったから、しっくりこないお勤め先に居る困った人みたいやった。

子どもたちが成人してやっと「わたしが親である旬が来た」と思う。

待たせたな。

画像2



描く行為が好物、つくることが快楽。境界線なくイラストを提供したくなる病。難しいお話をやさしく描くのも得意。生きることすべてを描きデザインする。旅をして出会って描きたいつくりたい。だからサポートは大歓迎です。 ( ・◇・)ノ