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分割版① K世界観・用語説明編

🙋‍♂️Kをまだ見たことがない!!!
🤦‍♂️アニメ見たけど用語の意味わからんて……


 そんな人に向けた用語解説のまとめです。

※この記事で触れるK用語はKを知るうえで必要最低限のものになります。
※主な登場人物については
Wikipediaを読んでくれよな!








◇そもそもKって何?


 Kとは脚本家集団GoRAが織りなす濃密な物語とGohandsが手掛ける圧倒的映像美&豪華声優陣による、異能をめぐる戦いと絆を描いた群像劇
 TVアニメ第1期は2012年10月から12月まで放送され、2014年には待望の劇場版が公開。そして翌年2015年には第2期が放送されました。
 さらに2018年7月より『K SEVEN STORIES』と題し、同時上映作品を含めた7作が6ヶ月連続劇場公開。数々の小説や漫画、ドラマCD、舞台などなどメディアミックスの豊富さでも話題を集めました。




◇知っておきたいKの舞台設定

・世界観

 舞台となるのは七人の王権者が存在する、現実とは少し違う歴史を歩んだ現代日本。
 王権者はドレスデン石盤(以下、石盤)によって選ばれ、強力な特殊能力を授けられます。このとき王に選ばれた人間に拒否権はありません。
 また、自分の意思で王位を他者に譲ることも出来ません。

実は全人類に影響を及ぼすヤベ~力を秘めている石盤。
しかし現在はその力を制御されているため、影響下にあるのは日本のみ。
だから王権者は日本にしか存在しない。




・王権者について

 王になった人間には石盤から主に二つの能力が授けられます。
 一つは強力な異能。王権者は『不変』や『暴力』などこの世の理を体現する大いなる存在であり、七人それぞれが個々の属性に見合った固有能力を持っています。
 王権者はこの能力を攻撃手段として用いる他、広域に展開することで結界《サンクトゥム》を作ることもできます。

無色(むしき)の王は代替わりごとに固有能力が異なるジョーカー的存在。
能力を使役する際に発するオーラの色が王の呼び名になっているよ。


 もう一つはコミュニティの形成。自分の意思で退位が出来ない王ですが、代わりに他者へ自分の能力を分け与えることが可能です。
 インスタレーションと呼ばれる儀式を経て王から異能を与えられた人間はクランズマン(王の眷属)として覚醒します。しかしその威力は個人の素質によりけり。
 例えば暴力を司る赤の王が眷属を増やす場合。好戦的な者には異能が強く、温厚的な者には弱く発現します。なお、クランズマンから他者に能力を分け与えることは出来ません。
 また、前述した王の結界《サンクトゥム》には範囲内にいるクランズマンの能力を強化する効果もあります。

インスタレーションの内容は王によって異なる。
王権者とその眷属とで構成された集団・組織はクランと呼ぶよ。





・ダモクレスの剣

 ダモクレスの剣とは王権者の異能発現量《ヴァイスマン偏差》が一定数を上回ったとき、つまり本来の力を発揮したとき上空に顕現するエネルギー結晶体のことを指します。この巨大な剣こそ王としての象徴であり、王の危険性を目視できる唯一のパラメーター。
 強力な異能を授かった王権者といえども無制限にその力が使えるわけではありません。七人それぞれに石盤から引き出せる異能の最大容量があり、力を使い続けるにつれモバイルバッテリーのように容量は劣化(剣の一部が欠けるなど)していきます。消耗したダモクレスの剣を回復させる術はありません。

つまり剣を見れば王の状態が丸わかりってワケ!


 そして容量がゼロになったとき、まるで王を処刑するかのようにダモクレスの剣は落下します。この現象を王権暴発、またはダモクレスダウンといいます。
 もし空から突然巨大な物体が落ちてきたら地上は甚大な被害を受けることでしょう。Kの世界では過去にダモクレスダウンが起きています。





・迦具都事件

 本編で幾度と語られる記録史上最大規模の異能災害
 1999年7月、先代赤の王・迦具都玄示が力を暴走させた結果ダモクレスダウンを引き起こし、関東南部を中心とする半径数十㎞の範囲(迦具都クレーター)が壊滅しました。この王権暴発には先代青の王や灰色のクラン、さらに一般市民も巻き込まれており犠牲者の数は70万人以上とされています。

この事件で三人の王が死亡、一人の王が消息不明だぞい!

※先代緑の王については公式情報はまだ出てないけど
事件直後に次の王が目覚めてるから死んだ扱いしてます。





・ストレイン

 Kには自然発生的に能力を得た“はぐれ異能者”も存在します。
 どのクランにも属さない彼らは通称ストレイン。作中では王のなりそこないとも表現されます。
 全人類に影響が及ばぬよう制御されているはずの石盤が何故王以外の人間に力を与えるのか、その理由は未だ分かっていません。
 しかし石盤には『人が持つ可能性を偏向的に伸ばす能力を付与する性質(超要約)』があるとされています。そのため強い願望や特出した個性に呼応することが多く、本編やスピンオフに登場するストレインは皆、この世の理にとらわれない変則的な能力(人の心が読める、幻覚を見せるなど)を持っています。

 異能者として突然目覚めた彼らが石盤や王権者について知っているはずもなく、大体が急に与えられた能力に戸惑い、力を使いこなせずにいます。中には犯罪行為に走り、そのまま暴力団などの組織に取り込まれてしまうケースも少なくはありません。
 こういったストレインの被害を防止するため彼らは通常、青のクランの管理下に置かれます。

ここでワンポイント💡
王が死ぬとダモクレスの剣は消滅するぞ。





……以上が最低限知っておいてほしいKの設定となります。アニメ公式サイトに用語集がある他、ファンの方がまとめた詳細な解説もあるのでそちらも是非覗いてみてくださいね。

 ところでK1期視聴者の中には「最初の方の話がよく分からない🤔」と思った人もいるのではないでしょうか。そこで本編のストーリーをまとめた記事を用意しましたので下のリンクからご覧ください。



↓K本編まとめ記事はこちら