おおもり

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今更だって僕は言うかな

振られてから1年半。まだ過去の苦い思い出が頭から離れない。 付き合った期間は1ヶ月、ちゃんとしたデートは1回のみ。それでも、一回一回のやり取りを鮮明に覚えている。それくらい彼女への気持ちは本気だった。復縁はなし派だし、もう一度付き合いたいとは別れた瞬間から思ったことはない。というか、すぐに新しい相手ができていて、その2人は今でも一緒にいる。それでも、1年半に渡って毎日のように思い出すし、定期的に夢に現れる。 別れてからインスタはミュートして、ブロックして、またフォローし直し

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    • 帰国生であることの悩み

      先日、英語の期末テスト1位を取った。大学内で1番レベルの高いクラスに所属しているため、学年で1番英語ができると言っても過言ではない。しかし、そのせいで昔からの悩みが再発してしまった。帰国生であることの悩み。 私は、5歳から11歳まで6年間ニューヨークに住んでいた。幼少期に英語圏で暮らしていた、つまり英語は私の脳に染み付いているのだ。実際、小学5年生で英検準1級は所持していたし、高校2年生で当時の英検CSEスコアを更新した。 周りの帰国生は、皆英語力を活かしてレベルの高い大学

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      • なぜ日本野球は犠牲バントを好むのかー文化と戦術の分析

        野球とは、4つの塁があり、3アウトを取られるまでにそのすべてを踏むことで得点を得るスポーツである。その中で、一つの戦術として、1つのアウトを犠牲にして塁を進める「犠牲バント（送りバント）」がある。犠牲バントは古くから使われている戦術であるが、最近では得点期待値を下げる非効率的な戦術とされている。さらに、バントはホームランや三振に比べて視覚的な興奮が少ないため、多くのファンにとっては面白みに欠けると感じられることが多い。アメリカのメジャーリーグではこの戦術は減少しているが、日本

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        • サヨナラ負け

          2023年9月17日 試合後に書き残していた感想があったので一年越しに公開する。 先行で始まった、ほぼ互角の相手との試合。 いつも先発投手だった自分は、育った後輩に先発を託す。 審判の厳しいストライク判定を乗り越えて、3回を1失点に抑えてくれた。 4回の表、0-1と負けていた中、先頭バッターは自分。スライダーに食らいつき、ライト前ヒット。続くバッターは四球。 その後ランナー2、3塁で打席に立ったのは、常に期待されながらもなかなか結果を出せなかった体格のいい親友。早々に2スト

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          野球をできた幸せ

          先日、野球部を引退した。野球と共に過ごした高校3年間の思い出を、少し語らせていただく。 中学で入った野球部は、練習頻度が過酷かつパワハラ気質な顧問で、楽しく野球ができなかった。 半年間頑張ったけど次第に勉強との両立が難しくなって、何も上手くいかない日々が続いた。結果、自暴自棄になって不登校になった。 幽霊部員の期間を経て退部した後は、野球の事を考えるのが嫌になった。 野球は好きなのに野球のことを考えたくない、そんな矛盾と戦っていた。 それから2年経って今の高校に入学し、部

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          恋を失って

          想いは本気だったからこそ、未だに思い出す。 元カノのことは憎くて忘れたい時期もあったけど、今では一緒にいた日々は忘れたくないなと思う。 私は受験勉強にトラウマがあって、なかなか勉強に手がつかなかった。 そんな中、彼女に出会った。彼女を振り向かせたい、一緒に受験勉強を頑張りたい。 そういう想いが湧いて、勉強に励むことができた時期があった。 彼女のことを考えていたら、嫌な思い出を一時的に忘れることができた。 自分でも驚くほど、成績は向上した。 しかし彼女と別れてからは、再び過

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          切磋琢磨

          あと1ヶ月で引退する陸上部。 同じ短距離種目のライバルがいる。 スタートダッシュや足の回転力が彼の長所。 スピードの持続力とストライドの広さは私の長所。 ライバルであっても、走り方の特徴は全く違う。 それぞれの得意分野を教えあって、お互いの走りを高める。 そうして対抗心を残したまま、互いを尊敬し合い互いを伸ばしていく。 そんな関係性が好き。

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          一進一退

          恋人ごっこが終わってから4ヶ月が経過した。 未だに、当時の苦い思い出が頭から離れない。 当時、俺は女から浮気と疑われるようなことをされた。 浮気相手の男は、中学からの親友。 一応。浮気ってのは憶測でしかない。真実は分からないし、彼女や彼なりの事情と言い分はあると思う。 でも俺は浮気としか捉えることができなかった。 2人のあやしい関係は、自分が女と付き合う前からずっと隠されていた。 それを、謝罪もなく隠し通そうとしている2人が許せなかった。 同じ学校で、同じ委員会に所属し

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          優しさの持続

          辛い経験をした人は優しいとよく言われる。 理由の一つは、人の痛みが分かるため、相手に寄り添うことができるから。 特に、辛い経験を肯定的に捉えることのできた人は、「マイナスをプラスに転じる力」があるため人付き合いがよく、アドバイスが得意であることが多い。 私には生まれつき心臓の弱い親友がいる。 その人はとてつもなく優しく、周りの多くから頼られている。 入院を繰り返していたため思うような学校生活が送れず、自殺しようか迷った時期もあったという。 そんな彼だが、自分の持つ病気に対し

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