あぷしかま*アフリカ研究者が日本の美容室でフィールドワーク

国公立大学で研究しているアフリカ研究者です。 コロナで海外に行けないので、全然違うこと…

あぷしかま*アフリカ研究者が日本の美容室でフィールドワーク

国公立大学で研究しているアフリカ研究者です。 コロナで海外に行けないので、全然違うことをしてみようと思い、4月から日本の美容室でフィールドワーク始めます。 「なぜ美容院なのか」について、「技術」とは?「働く」とは?「個人の時代」とは?といったテーマから書きます。

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サステナビリティと職人の関係

 グレタ・トゥンベリさんが昨年、パリ協定5周年に際してのスピーチの中で、「環境危機への対応は、システムの変化なしにはありえない」という発言の後にこう言った。 「That's no longer an opinion, that's a fact.(それは一つの"意見"ではない。"事実"なのよ。)」  「そういう考えもある」とか「考え方の違い」では片づけられない、「誰の目にも明らかな事実」がある。それから目を背けてはいけない。  美容師の話だったんじゃないの、と思われるか

    • アフリカ研究者が日本の美容院で働いてみる

      普段は、七帝と呼ばれるうちのひとつの国公立大学で働いている、特に実績も業績もない若手の研究者、あぷしかまです。 研究者として、アフリカのガーナという国にフィールドワークに行って色々調べたり暮らしたりしていましたが、コロナの影響で現地に行くこともできません。そこで、日本でなにかやろうと思いました。 それで話が飛躍するのですが、ご縁あって、マンツーマンの美容院をしている知り合いのところで週1回、働き始めることにしました。急ですね。なぜ突然、アフリカから美容院なのか? この美