第二子稽留流産の記録④流産手術前日・当日・後日の流れ

流産手術の前日は21時以降絶飲食です。なにも食べたり飲んだりできません。入院に必要な書類などを準備し、前回の記事に記載した必要なものも確認します。よく寝て、次の日に備えましょう。手術当日はお風呂に入れないので、念入りにシャンプーしました。

当日のスケジュールは、10時に受付→医師の診察・前処置→病室→手術→病室で安静→16時医師の診察→退院 でした。以下詳しくまとめます。

【10時から10時半】受付では、頭がはっきりしているうちに次回の予約をとります。術後の経過を確認するため1、2週間後に一度診察するためです。その後医師の診察をうけ、そのまま前処置です。内診室にいき、最後にもう一度心拍停止とサイズが大きくなっていないことを確認したあと、そのまま内診台で前処置します。子宮口を広げるために、水分を吸収して拡張するもの(医療機器)を子宮口にいれてもらいます。その際、鉗子(はさみみたいなやつ)で子宮を引っ張られますが、それが地味にちょっと痛い!その後、病室に移動し、1~2時間くらい病室で待ちます。

前処置についてより詳細は情報はこちらが便利です。産婦人科医会のサイトより、https://www.jaog.or.jp/note/6%ef%bc%8e子宮頸管拡張/

【10時から11時30分】 術衣に着替え(ショーツのみです)、問診票を記入。術後の夜から飲む薬剤の説明をうけました。問診は、麻酔を受けたことがあるか?食べ物や薬剤のアレルギーがあるか?など。薬剤は、子宮収縮薬と、抗生物質です。その後、生理食塩水の点滴開始。結構太い針刺さります。テレビをみたり、穏やかに過ごしていました。11時20分にトイレを済ませ、25分には手術室へ移動。

【11時半から12時半】思いのほか狭い手術台にあおむけにのり、心電図モニターや、血圧、脈などのバイタル確認するものを装着されます。足を内診のときのように開いた状態で固定されます。そのあたりから静脈麻酔が始まります。だんだん眠くなりますよ~と言われているうちに記憶が飛んでいるので、そこから記憶がありません。手術の内容は、開いた子宮口に医療機器をぶっこんで、中を掻き出すというものです。聞くと怖いですが、何も覚えていないので、心配する必要ありません。終わりましたよ、と起こされてから30分くらいそのまま手術室で過ごします。ぼんやり寝たり起きたりを繰り返しているような不思議な感覚です。

【12時半から16時まで】病室で過ごします。が、このまえに、手術室から病室までの数メートルがつらい!ふらふらするし、気持ち悪い!支えられながら歩き、そのまま病室のベッドに倒れこむように到着しました。貧血を起こしたことがあるひとには伝わると思いますが、あの倒れる直前みたいなふわふわ感と、吐き気です!そこからはずっと寝たり、起きたりを繰り返しているような状態で、ようやく14時を過ぎたあたりから頭がすっきりしてきて、数分なら座ったり立ったりしていられました。そこでトイレに行ったり、ジュースを飲んだりしました。時々病室に助産師さんが血圧と体温の測定にきました。入院の際の昼食はなしだと事前に聞いていて、お腹すきそうだなと思っていましたが、このくらいの時間まではとても食べられるような状態ではなかったので、そういうことかと理解しました。16時に退院となるので、着替えを済ませて荷物をまとめておいてくださいと言われ、15時45分ごろからもぞもぞと行動開始しました。

【16時から】

16時に着替えを済ませて荷物をまとめ受付にいくと、医師の診察を受けます。最後に内診で子宮の状態を確認します。このモニターで空っぽの子宮をみて大泣きしてしまったという経験者の話を聞いていたので、私は見ませんでした!つらすぎる!問題なかったので、受付で支払いを済ませ、迎えに来てくれた主人の車に乗り込みました。が、この一連の動作がまだ体には負担だったようで、頭がふらふらし、気持ち悪く、そのまま家に帰って布団に倒れこみました。17時半くらいまで休んでいたら、もうすっきり回復しました!そこからは普段通りの生活でした。第一子も帰宅していたのでしばらく遊んで、食事して、寝かしつけて。。。という一連の日常でした。術後なので、どうぞ安静にしてください。

【その日の夜以降】

お風呂には入れません。翌日からシャワーOK、数日後出血が落ち着いたら入浴OKだそうです。当日の夕食後から、子宮収縮薬と抗生物質の内服が始まります。4日ほどです。麻酔で昼間寝まくっていたから夜寝れないかな?と思っていたのですが、やっぱり疲れていたのかすんなり寝ました。薬剤の服用をしているのでまだアルコールはNGです。カフェインをやめていたのですが、コーヒーを解禁しました!!

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