タイヤのコンストラクション③
嵌合
空気を充填します。
ビード部は緩やかなテーパーのA側を登って、リム部にフィットします。
イラストに示した順①、②、③、にフィットを完了しますが フィットする過程の「フィット圧」とフィット後の品質「リム外れ性」は高度なレベルで両立する必要があります。タイヤにとって「要」の部分です。
その後、もう片方のビードはボトムからのきついテーパーを登るため、空気圧の力を借りて硬いビードを拡げながら、一気に駆け登って「パンッ」という衝撃音とともにフィットします。
最終的にフィットしたときにの「空気圧」が「フィット性」の評価基準になります。もちろん低いほうがベターです。知恵の輪のようなものです。
グラフ波形は、タイヤがリムに嵌合する時に発生する衝撃音
タイヤ嵌合圧を測定するのに役立つとか
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