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慣らし運転

自動車メーカー テストドライバーに質問してみました。

・メーカーも初期性能でできるだけその製品の良さを実感してもらいたいと言う思いは持っています。部品やユニットで初期性能変化の大きいものは、慣らし荷重をかけるといいでしょう。
・愛車の場合も初期はなんか動きがぎこちなく、硬いし、タイヤも仕事をしていない感じ だったのでワインデングに出かけてハードに走行したり、急制動をしたり、凹凸やギャップの大きい道をあえて高速で走ったりして慣らしました。 短期で随分と性能が安定し向上しました。
・初期慣らしは優しく優しくという方がいますが、私は出来ればサスの全ストロークを使い切るうような走り方をする方が最適だと思っています、それで破たんするようなクルマは失格です。

人もクルマも生き物だと思っています。 その日の気分でも違うし、直前まで乗っていたクルマでも違うし、自分のそのクルマに対しての思い入れや、色々な情報による先入観でも違うと思います。 例えばタイヤを交換して、アブを交換して直ぐに乗ると、その違いに驚く事がありますが、数日後に乗るともう判らなくなる。 

よく考えてみると人もクルマ個体の性能も、いろいろと変化していることに気付かされることがあります。

蛇足

後の用途や手入れで差が大きく開くのは不思議でもなく、当然になるわけですよね。楽器と似てませんか?

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