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ダメ人間のダメ人間道

久しぶりのnoteです。

何ヶ月ぶりだろう。最近は小説(カクヨム)とツイッター(日々のつぶやき)で発信欲は満たされていたのでnoteからはとんと遠ざかっておりました。

別にここで表明することでも、また誰にお知らせするものでもないんですが、7月末でいまの仕事を退職することになりました。

8月以降に何をやっていくかは、まだ決めていません。絶賛模索中です。4月に第二子が生まれたばかりの家庭環境と、36歳という年齢を考えると「お前、あたま大丈夫か?」という極めて当然の非難が心ある人たちから聞こえてきそうです。もちろん頭、大丈夫です(たぶん)。

現職を含め、これまで4社ほど会社生活を経験してきました。従業員数でいうと、ざっくり

4,000人→1,000人→100人→10人

と、キレイに小規模組織へと移ってきたので「つぎは起業しかないかな」などと思ったこともあります。でも、そういうのもちょっと違う気がしていて。

結局、曲がりなりに10数年、いろんな会社・組織でまじめ・ふまじめに働いてきてわかったのは、

「あ、自分はどうやら『働くこと』そのものが大嫌いらしい」

という身も蓋もないことでした。

サラリーマンとして、ある時期は若さにまかせ猛烈に働く企業戦士にもなりましたし、それなりの成果を上げたこともリーダーを託されたこともありました。

一方でぜんぜん組織になじめず、上すべりして、入社まもなく遁走したこともあります。会社を辞めるときはだいたいそんな感じで、会社の人たちからしたら「二度と顔を見せるな」という無礼漢に違いない。自分でも「俺、何やってんのかなぁ」と思わずにはいられないんですが、それでも、どうにもできない狂気じみた衝動があるんですね。

辞めたいと思ったら、なりふり構わずその場で辞めてしまいたい、という。

この時点でおよそサラリーマンには向かないなぁと。今さらながら痛感しています(起業家にだって向かないでしょうけど)。

それでも、まだ人生はだいぶ長く残っていると思われますし、ぼく自身も別に世界と人生に絶望しているわけではまったくなく(この辺りは母親ゆずりの遺伝ぽいです)、またもちろん愛する家族を路頭に迷わすことのないよう必要な稼ぎは得ていかないとなぁと考えています。

考えてはいるけれど、苦節10数年の身をもっての経験からサラリーマンはもう絶対に向かないし、起業するほど立派なビジョンも責任感もないし、できればそもそも働きたくない……という、なんというか本当の自分にこの歳になってようやく気づいてしまったために、今さら「まとも」に戻ることはどうあがいても難しいかなとも感じていて。

自分にできること、ずっとやっていて苦にならないことというと、モノを書く(主に小説)、音楽を奏でる(ギター、ウクレレ)、本を読む(純文学から猥雑エログロなものまで)くらいしかないんですが、まぁこのタイミングで久しぶりに無職という休憩所に腰をおろす機会に恵まれたので、不安もありますが焦らず考えていこうと思います。

ダメ人間なりに、ダメ道を追求していこうかと……。

投げ銭はいりませんので、ツイッターなどでシェアしてもらえると泣いて喜びます。