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自分を愛する

投稿の下書きの中に、書いたまま投稿していなかったものを見つけた。
今回は、残されていた文章と、そこから書き足したものを投稿したいと思う。

(ここからは2019年の10月に書かれたもの)
タイに来て5ヶ月がたった。
私のタイライフも折り返し地点を超えてしまったようだ。

ところで、みなさんはどんな服のスタイルが好きだろうか。

私がファッションに興味を持ち始めたのは中学1年生の時。友達の影響でファッション雑誌を買うようになった。始めて買ったのはseventeenという中高生の女の子向けの雑誌である。それを機に毎月発売日に地元のTSUTAYAに行っては色々な雑誌を読み漁るようになった。月に2.3冊買ったこともあった。
色々な雑誌を読むうちに、それぞれの雑誌のターゲットや服の系統がわかるようになってきた。そして、私もこういう服が着たいと思うようになった。
休みの日に母と街に出ては、ショッピングモールの隅から隅まで店を回った。母に、もう少し若々しい服を着たらいいのにと言われながらも、やっぱり自分の着たい服を選んでいた。

そこからフェミニン系、クール系、お金はかけれないけどモード系、ストリート系とまわり、今は割とナチュラル系、ヨガに通う20代女性が私服で着そうな、着心地がよく、体を締め付けないような服に落ち着いている。

私がこれらの服を選ぶ基準には、常に自信とコンプレックスが関係していた。
中学生の時の私はガリガリに痩せていて、体型に困ったことはなかった。それが逆に当時は自信で、なんでも服が似合うと過信していた。その頃はワンピースやスカートを好み、できる範囲で足を出してみたり、着たい服はなんでも着れたし、あまり悩んだことはなかった。ただ、一つ気にするとしたら体毛くらいで、首や背中が見える服はあまり着ないようにしていた。でも、着たい服とコンプレックスの隠し方が上手い具合にバランスがとれていたんだと思う。

高校、大学初期にかけては、着たい服とコンプレックスのバランスがとれなくなってきた。高校は市内の学校へ、大学は東京に出たことにより、出会う人や環境が大きく変わった。もっとこんな服も着てみたいとか、こんなスタイルになりたいとか欲がで始めた。ビーチにいそうな人の格好、大人っぽい、女性らしい格好など、挑戦したいファッションやスタイルがたくさんあった。でも、どうしてもコンプレックスが気になってさらけ出せなかった。

(ここから現在)
大学卒業後、タイに行くと、それぞれの生徒が個性を持っていた。多少その時の流行はあっても、それぞれのスタイルを持っていて、着たい服を着ていた。体系なんて関係なかった。みんな自分が大好きで、インスタはセルフィ―だらけ、携帯の待ち受けも自分の写真、自分に自信を持っていて、とにかく自分を愛していた。

私は、タイではジムの会員になって、週4くらい通っていた。参加していたスタジオのクラスは、ボディーコンバット、ズンバ、空中ヨガ、など。ジム仲間にはいろんな体系の人がいた。でも、みんなが一つのチームで頑張っていた。ここで「でも」と表現したのは、日本だと、違う体系の人が一緒にいるイメージがないから。タイでその光景を見たとき、もしかすると、自分は体系やコンプレックスについて気にしすぎなのかもしれないと思うようになった。私は私であってもいいのではないかと思うようになった。

自分を受け入れること、相手を受け入れること、難しいけれど、とっても大切なこと。

ジムに行くことで、自分に自信が持てるようになった。それは、体系が改善されたからとかではなく、達成感などによる、 心も鍛えられたからだと思う。さらに、物事をポジティブに考えることができるようにもなった。
また、空中ヨガでの瞑想の時間は、自分と向き合う時間にもなった。


コンプレックスも含め、自分を受け入れること。そして、自分を愛すこと。
これはとても大切なこと。
そしたらコンプレックスなんて自然になくなって、自信がつく。気持ちがポジティブになる。その幸せを周りにも広められる人になる。ポジティブの連鎖が起こせるようになる。

私はそういう人になりたいと思う。

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