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どこでなにしてるか分からない人

大学を卒業したら、何をしているのかわからない、どこにいるのか分からない自由な人間になりたいと思っていた。

そして大学を卒業して3年が経った今、自分は周りからそう見えているようだ。
久しぶり会う友人にはきまって「今どこで何してるの?今まで何してたの?」と聞かれる。

あの頃の私は少し窮屈で、休暇が必要だった。好きで始めたラクロスが、学年が上がるにつれ責任の重みの方が強くなり、プレーに集中できなかった。卒業したら、ちょっと色んなことから距離を置きたかった。そのために海外に出るのが一番だと思った。

この選択に至った自分は今でも誇りに思う。タイでいろんな人、価値観、考え方に出会い、その後の自分の人生をより豊かにしてくれている。

タイから帰ってきて2年が経った。Facebookでよくメモリーやリマインドが流れてくるたびに、そんなに時間が経ったのか、と実感する。
タイから帰ってきて、コロナのおかげで予定は変更の嵐だったけれど、本当にそのおかげでできた経験や出会えた人たちがいる。仲の良い友人に、「人生で起こることは偶然じゃなくて必然」って言葉をかけられてから本当に人生ってそうだなと思えるようになった。

数ヶ月後の自分は、今の自分からしたら、自分でもどこで何をしているかわからない人なんだけど、人生を楽しんでいることは確かだと思う。

こんなに自由な生き方をしているのに、お先に不安は全くない。逆に周りから心配されている。でもこんな私は最高にいけてると思っている。

なんの宣言かよくわからないが、今後のことを東京に帰る飛行機の中で少しずつ考えている私の心境は今こんな感じだ。

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