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Xデトックス、さよならTwitter。

 私がTwitterをはじめたのは2011年3月。 日本が忘れる事の出来ない天災に見舞われ、それと同時に情報収集の為に開設したTwitter。
Twitterの優れたところと言うと、2011年の東日本大震災時に通信インフラがダウンしたにも関わらず微弱でも電波が届けばSNSを見る事が出来た事。
そんな混乱した中で情報収集や安否確認の手段として広く利用されたし、また私のように登録した人が多かったのではと思います。
災害がきっかけではじめたTwitterではありましたが、世の中が少しずつ日常を取り戻していき、私も普段の何気ないつぶやきを投稿したりコメントしたりと長い事利用していて、気がつけばフォロワーさんは823人・フォローは1397人とじっくりコツコツと交流出来るネットのお友達もたくさん増えました。
また、Twitterを利用される方々の中にはたった140字の中にキラリと輝くセンスのある方や、イラストやハンドメイド作品など芸術に長けた方が多く眺めているだけでも楽しく、そんな和やかなTwitterが大好きでした。
平穏で穏やかだったそんな私のTwitter LIFEが脅かされはじめたのは、イーロン・マスク氏が2022年4月にTwitterの株を取得し10月27日にTwitterの買収をした事。
 ちょうどその頃のTwitterは運営が行うナゾのアカBANやトレンドの操作疑惑などが持ち上がっており、Twitter民が運営に不満を抱いてる時期であった為にイーロン氏の買収を歓迎する声もチラホラありました。
 私はと言うと特段不便なことも無かった為、逆にイーロン氏の買収については 嫌な予感がするな〜…と感じていました。
その後、イーロン氏はみんなが慣れ親しんだTwitterの名称を「X」に変更し、みんなが愛した青い鳥のロゴも取り除き黒地にXのなんのひねりも愛着もわかないロゴに変更したのでした。

Xになってすぐの頃は、それでもいくらか平穏に過ごせていましたがイーロン氏の改悪につぐ改悪でどんどん崩壊していってるのは皆さんご存知の事と思います。

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それが今のXかな?と感じます。
Xを利用しているとイラつく事がどんどん増えてきました。皆さんのツイートを見て「クスッ」と笑える事が全く無くなってしまいました。それは私だけでなく恐らく利用者みんな感じてる事なのでしょう、和やかで楽しいツイートは影を潜め殺伐としたツイートが増え、Xはいざこざや暴露が絶えないツールとなってしまった。

SNSを扱うのは生身の人間で、ツイートには書かないけれどみんなそれぞれの人生を歩んでいる。
良い事もあれば当然悪い事もあって、そんなメンタルが弱っている時にXは薬にはならない、毒だ。と感じデジタルデトックスとしてXをお休みしました。
Xをお休みしている間にメンタル低調と共に体にも異変が起き持病が1つ増えてしまいました、もちろんこれは全部Xが悪い訳では無いのですが、朝起きて家事をし仕事に出掛け定時で上がれれば自宅に着くのは19時頃、そこから再びたくさんの家事をする私の生活の中で手軽に出来るストレス解消はSNSを眺め、時にはつぶやく事。
そんな貴重なストレス解消の時間を殺伐としたもので埋められてしまうのは……。

デジタルデトックスと先程は書きましたが、正確に言うとXデトックスを行っていました。
写真を撮った時にだけ更新していたInstagramを眺め、殆ど書いていなかったnoteに文章を綴る事で少しずつメンタルも安定してきたように感じます。
Instagramはステマは多いもののネガティブなものはあまり流れて来ない為、主に美術・料理・掃除・動物・赤ちゃんの動画を眺め癒される毎日でした。
 noteはスマホを利用しはじめてから紙に文字を綴る事も減り、またTwitterのような文字数規制のあるツールを長く利用していた為に「文章が下手になったな…」と実感する事が増え、ブログ感覚でまた書いてみようと思ったのがはじまりでした。
Xデトックス中はnoteの色々な方の文章に触れ「あぁ、私はやっぱり文字を読む事が好きだ」と実感しております。
 特段、文字を綴る事を専門的に学んだわけでは無いので中学生・高校生レベルの稚拙な文章なのですが、綴る事で気持ちの整理がついたり日々の想いや出来事を「3行日記」としてマガジンを作り毎日更新する事がXにかわる新しいストレス解消法となっています。

 Xデトックスを行っていて「いつ再開するか?」をずっと考えて来ました。
私のメンタルは安定してきたものの、またXに戻って殺伐とした淀んだ文字列や画像を目にするのは自分のために本当に良いのか?

 余談ですが、世の中には文字に色が見える方がおられるようです。
例として、文字は「黄色」なのに目に見える色は「赤」とか、数字の「2」には「紫色」が見えるとか。
不思議な特殊能力なのですが、一定数そのような方がいるんだそうです。
ちょっと似たような感じで実は私は色では無くて、文字から感情が形となって見える事があります。(いつもでは無いんですけどね)
殺伐とした文章からは文字からウニみたいなトゲトゲが見えたり、鬱屈とした文章は黒いカビ?のようなものが見えたり…。
そういうものにあてられるのは避けたい気持ちが次第に大きくなって来ています。

どこかに、昔のTwitterのようなほのぼのとしていて平和的なSNSは無いものか?と思い、青い鳥の面影を追い求めてBlueskyに登録してみました。
 広告も無く、インプゾンビもいない、見たくないものは流れて来ない、Xで言うトレンドやトピックのようなものをフィードに設定すれば見れますが、フィードを自分の好きなように設定する事で嫌なものを見なくて済むのは今の私にピッタリですっかりBlueskyの青く澄み渡った空気の綺麗な空の居心地の良さに癒されてしまいました。
そして何よりイーロン・マスク氏がいない事が1番大きいかな。
彼の遊びにはもう付き合ってなんかいられないと言う気持ちが日に日に大きくなりました。

 長くTwitter・Xを続けて来ましたが、そろそろ潮時のようです。
SNSをノンストレスで楽しく使いたい私にはXは殺伐としすぎていて楽しめないのです。
Twitterからの色々な自分のつぶやきの歴史があるのでアカウントは消しませんが、XからBlueskyに移住する事に決めました。

11月15日にXの規約が改訂される事から、このタイミングで移住先を決めるのがベストだと判断しました。

SNSとは言え、Xで仲良くして下さったフォロワーの皆さま今まで本当にありがとうございました。

Instagram⇒ https://www.instagram.com/pekoko_7/profilecard/?igsh=ejNzODkzeDVzYTNh

Bluesky⇒ https://bsky.app/profile/pekoko7.bsky.social

をフォローして下さる方はこれからもよろしくお願いします。



イーロンはタンスの角に小指ぶつけたらいいと思うよ。

さよならTwitter、楽しかったよ。



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