なぜテスラとイーロン・マスクが評価されるのか

https://youtu.be/BZltG-CjQWM

どもー本日もYouTubeのアウトプットです

なにかと話題に事欠かないテスラのイーロン・マスクCEOだけど、今回は結局テスラのなにがすごいのか?を解説していくよっとっとん。

・カリスマ性
・業界の常識を超えてゼロイチで生み出す天才
・技術を上げながらコストを下げる

テスラで車作っててスペースXで宇宙事業に乗り出してるのってメチャクチャじゃね?って指摘があるけど実はこれらはシナジーしている。

テスラとスペースXの共通項はシンプル化

ソフトとハードの融合でAI開発まで内製化していて、これがコストダウンに繋がる。冒頭で述べたとおりイーロン・マスクは技術の向上とコストダウンを両立している。

テスラの目指すところは完全自動運転。この技術をそのままスペースXに流用して宇宙船の自動運転を実現させる。そうすると車も宇宙船も乗るのに特別な技術や訓練がいらなくなる。

テスラ車について…シフトレバーもサイドブレーキもスピードメーターもない。全部タッチパネルで操作する。ザッツシンプル。実はAppleよりも先にタブレットを実用化していて、テスラ車に組み込んでいる。

また、ECU(エンジンコントロールユニット)のシンプル化にも取り組んでいてシンプルオブシンプル。従来のガソリン車はECUの数が60-100個だがテスラのモデル3はわずか5個。てことは配線も減らせるしアップデートもシンプル化できる。

それだけでなくサプライチェーンもシンプル化を図っていて、垂直統合で生産工程にかかるコストを削減している。上述の通り構成パーツ自体を減らし続けているので製造コストが下がる。結果、人件費を削減しなくてもコストダウンを図れる。また、内製化すると他社が真似できなくなるので価格競争に陥る心配がない。

EV車コストダウンの歴史
2018年 10万ドル
2012年 7万ドル
2017年 3.5万ドル

トヨタのMIRAIは700万円のまま変わらない

スペースXについて…打ち上げ用ロケットと宇宙船の再利用を実現する。従来、スペースシャトルの打ち上げに15億ドルかかっていたがスペースXのファルコン9は0.626億ドルで済む(24分の1)これもテスラモーターと同じく内製化とシンプル化でコストダウンを続けてきたから可能になった。

同じことをNASAがやろうとすると10倍のコストがかかる

カリスマ性について…ファンを作る。投資家向け情報を会見より先にTwitterで一般人に流す。普通、起業家は情報をまず大口の投資家から流して後から一般人に流しているが、イーロン・マスクは逆張りで一般人を囲い込んでいる。

テスラが赤字なのにトヨタ以上の時価総額になったのは、実はこの戦略が功を奏している。一般人を味方につけて株価の維持に利用したということ。業績が上がらなければ株が売られるが、同時に一般人をファンにつけて一般人の買いを入れ続けることで株価が下がらないようにした。株価が下がらない=投資家が儲かるので手元の株を売らない=株価が上がって一般人も儲かる。仮に一般人が売っても市場全体で見たら微々たる額なので株価には影響しない

日本企業に必要なものはイーロン・マスクが持ってるンゴねぇ……せや!彼を名誉日本人に認定したろ!(どっかの国がやってる手口)

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