未来の食事

今日くら寿司に久々に1人で入ったんだけど、タッチパネルで人数確認。注文もパネル、食事はベルトコンベアで流れてきた。

コロナ後の出来るだけ接触を避けてという事と、人手不足、無機質で未来的ではあるけど、寿司ってシャリを人の手で握り、晩年の八千草薫さんが、通った寿司屋は、店主が体調の悪さをみながら、シャリの量を調整して出していたそうな。

病気を抱え、本人が「こんなに食べちゃった!」と帰りに驚いていたそうだが、店主は「そんな調整をしていたんですが、本人は気付いていなかったでしょうね」と言っていた。しかし、また逆にそれを八千草薫が気付き、女優として気付かないふりをしていたとしたらどうかなとは思ったけど、これは全くの余談だった。

何か味気ない。これが今後の未来の姿なんだろうけど、人が引き籠りでもなく、街に出て他人と話さない社会が実現すると、人は人の事を思いやれたり、他者の考えを理解しようとするのだろうか?

何か無菌状態の中、脳のシワがなくなっていく人間ばかり作られていくような気になってしまった。

よろしければサポートお願いいたします。介護、福祉全般的な事を書いていきます。楽しくおかしくそれが無くては喜びふ生まれません