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株式投資日記 2024年2月18日

みなさん、こんにちは。
保有している株式・売買した株式情報を記録していきます。自分自身の反省、振り返りと、興味を持っていただいた方の投資戦略の一助になればと思います。

先週からの損益状況

2024年2月12日(月)~2024年2月16日(金)の週間損益は先週比+83万円のプラスとなりました。

日経平均は週間で+1589円(+4.3%)と前週に引き続き大幅上昇して、バブル後の最高値を更に更新しました。バブル後の高値、38,915円(砂漠へ行こう)の更新に迫る勢いとなり、特に半導体株が相場をけん引しております。金曜日にはグロース指数が3.8%上昇し、週間で6.2%とグロースにも資金が流入し、全面高といった状況です。

持株ではサンセイランディック、内外テック、セグエ、南海化学、三和油化工業、日本ビジネスシステムズ、オープンワーク、テックポイント、フェローテック、新日本建物、オカムラ食品工業と決算ラッシュでした。決算は概ね悪くはなかったのですが、株価は急落した銘柄が多かったです。また、半導体関連の銘柄を購入したのですが、外国人投資家による買いのため、東京エレクトロンといった大型株ばかりに資金が流入しており、持株は今一つな状態です。

〇サンセイランディック
通期決算は売上・利益ともに50%近い増収・増益で着地しました。上方修正した計画値には若干届かなかったもの、まずまずの数値となっております。来期予想は増収・減益となっておりますが、決算説明資料に「利益率を保守的に見積もっている」と記載されており、仕入れも順調・増配のため、それほど悪い決算予想ではないと思います。
株主還元についても今後「自社株買いを含めて強化していく」と明記されているため、今後の還元策にも期待です。株価は決算後に急落しましたが、安心してホールドしようと思います。

〇内外テック
第3四半期決算は減収・減益・増配となりました。主要取引先の東京エレクトロンが上昇修正を行ったため、内外テックにも期待をしていたのですが、第2四半期より回復はしていましたが、上方修正するほど強い数値ではなかったです。株価は決算を受けて上昇しましたが、増配がなければ危なかったです。半導体の復調はこれからなので、来期以降に期待です。

〇セグエ
通期決算は増収・減益(営業は増益、純利益は減益)となりました。そしてビックサプライズが株式分割&株主優待です。年間30,000円のクオカードととんでもない優待の発表があり、3,000円の間違いでは?と何度か見返してしまいました。イナゴ銘柄で保有しており、ただただ感謝です。

〇南海化学
第3四半期決算は増収・増益で着地しましたが、上方修正・増配等のサプライズがなく、決算後10%程度下落してしまいました。個人的には社長交代がショックでした。現社長は決算説明等でも非常に話が分かりやすく好感が持っておりました。新しい社長は現社長と同じ三菱商事出身となり、現在は三菱商事プラスチックの社長です。また、他の経営陣もかなりの人数が交代となり、経営が一新されます。
需要への設備投資を伴う増産に対して少し慎重な姿勢であり、また、新経営陣は業績予想についてはハードルを低く設定(保守的に設定)する心情も働くことが想定され、来期の売上予想・利益予想も慎重な予想になるのでは、と推測したため、ポジションを縮小しました。

〇三和油化工業
第3四半期は減収・減益となっており、今期2回目の業績下方修正となっております。そろそろ回復の兆しが見えるかな、と思っておりましたがまだまだでした。化学品が減収・減益となっており、リユース・リサイクルの増収では補えない状況のようです。また、第4四半期の予想ではリサイクルも減収となるようなので、当面厳しい展開が続きそうです。

〇日本ビジネスシステム
第1四半期決算は増収・増益となりましたが、微増にとどまり、株価は大幅に下落しました。人件費の増加や虎ノ門ヒルズ移転による地代の上昇、また、一部案件の納期変更等によるコストの増加が利益を圧迫しています。
ただ、クラウド事業は今後も着実に伸びることが予想されるのと、マイクロソフト社サービスに強みを持っているため、チャットGPTを始め、AI関連も引き合いが継続すると想定しています。

〇オープンワーク
本決算が発表となり、40%超の増収・増益となっております。ただ、来期予想が10%程度の増収・増益となり、こちらも大幅に売り込まれました。
オープンワークリクルーティングが3Qから4Qにかけて減益となっており、成長鈍化が嫌気されていると思われます。ただ、積極的に広告宣伝費を使っている点と各種KPIは成長していることから継続保有したいと考えております。

〇テックポイント
通期決算は前年比ほぼヨコヨコとなりました。来期予想は増収ですが、研究開発費の増加により減益予想となっております。毎年、開発費は余らせているため、通期では予算未達(増益要因)になるのでは、予想してます。中国景気は減速している中、取引先のBYDは好調をキープしているのと、ハイクビジョンも業績回復傾向のため、今後の上方修正に期待します。

〇フェローテック
第3四半期決算は減収・減益となり通期予想も下方修正しております。中国景気が悪い中で下方修正の額が比較的小さかった点、半導体の回復は来期になりそうな点で継続ホールドしようと思います。

〇新日本建物
第3四半期決算は増収・増益となり前期比で売上で36%、利益で75%増加しておりますが、株価はほぼ変わらず。毎年3Qは数値が伸びないのですが、それにしても。。。。タスキとの経営統合・持ち分割合も決まってしまっておりますが、PER7.5倍、配当利回り4.75%は割安かと。。。

〇オカムラ食品
第2四半期決算は増収・減益となりましたが、減益幅が当初見通しよりは少なく通期見通しを上方修正しております。かなり株価は上がっていたので利確しました。。。

主な売買

〇新規購入

3433「トーカロ」
半導体関連銘柄として購入
しました。溶射を中心とした表面改質技術のトップランナーで国内シェアNo.1となっております。溶射加工とは金属・セラミックスなど、様々な基材に機能被膜を形成する加工のことで、シリコンウエハをドライエッチングする工程で利用されるドライエッチング装置の部品に溶射が適用されるとのことです。
配当性向50%程度を目指しており、今後、半導体市場が回復すれば増配の可能性もありそうです。

4043「トクヤマ」
総合化科学でも高純度ポリシリコンは世界第二位の生産量を誇っております。直近、業績予想を下方修正しておりますが、10%超の減益と減益幅はそれほど多くないため、来期への期待で購入しました。

4776「サイボウズ」
井村さん関連銘柄として再度購入
しました。金曜日にグロースに資金が回ってきたため、SaaS系に資金が来ることも想定し、ポートフォリオに加えております。

6231「木村工機」
全体的に空調関連の業績が良い
ため、工場等・業務施設向け空調システム機器開発、製造、販売している木村工機を購入しました。第3四半期時点で前期の営業利益の3倍近い数値となっており、11月に上方修正した通期見通しを超えることは確実と思われます。第3四半期決算時点では受注残は前期より減少しておりますが、前期は部品供給制約等の影響で高止まり傾向であったが、今期は正常化しているものの受注は高水準、と決算資料に記載されているため、業績面の不安は少ないと考えてります。

9221「フルハシEPO」
以前保有していたフルハシEPOを再購入しました。第3四半期決算は増収・増益となっており、普通に良い決算だと思ったのですが。。。

〇売却

2938「オカムラ食品工業」
上方修正の発表があったのでいったん材料出尽くしと判断して利確しました。安くなれば再びインしたいと思います。

3900「クラウドワークス」
こちらも十分上昇したため利確しました。人材関連は今後も継続してウォッチしていく予定です。

4284「ソルクシーズ」
決算がイマイチだったため、決算発表の翌営業日の寄り付きでリリースしました。

6337「テセック」
半導体銘柄が増えたため、テセックを売却しました。こちらは再度INする予定です。

7740「タムロン」
当面カタリストがなさそうなんでいったん利確しました。

2024年2月18日時点のポートフォリオ

〇SBI証券(積極投資)
持株はほとんど上昇していない(むしろ下落している銘柄の方が多い)状態ですが、さすがにそろそろ日経平均も一服しそうなので現金比率を高めました。

2024年2月18日時点のポートフォリオ

〇SBI証券(NISA)
NISA口座は変更なしです。含み益は7万円です。

2024年2月18日時点のポートフォリオ

〇楽天証券(積立投資)
含み益は21万円程度と-2万円の減少です。アンビス、サンウェルズ、日本ホスピスの3銘柄は東洋経済の以下の記事が出てたので少し心配ですが、記事と業績は直接関係ないので、今が買い時、な気もしており悩ましいです。
https://toyokeizai.net/articles/-/733389

2024年2月18日時点のポートフォリオ

来週の投資戦略

日本企業の決算が概ね出そろい、中国関連を除き好調な気がします。特に食品、工事・空調関連、人材関連の業績が良かった印象です。また、グロース銘柄も決算後に急落している銘柄もありますが、市場期待を下回ってはいますが、業績で大コケしている銘柄は少なかった印象です。

今週は半導体セクターの王様、エヌビディアの決算発表です。強い決算が出てくるとは思いますが、相当織り込まれているのでよほどのサプライズがない限り、いったん小休止、といったところでしょうか。半導体製造装置銘柄でまだ割安な銘柄、あとはグロース市場への資金流入に期待しようと思います。

以上となります。少しでも皆さんの投資戦略の一助になればと思います。

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