株式投資日記 2024年9月8日
みなさん、こんにちは。
保有している株式・売買した株式情報を記録していきます。自分自身の反省、振り返りと、興味を持っていただいた方の投資戦略の一助になればと思います。
先週からの損益状況・相場動向
2024年9月2日(月)~2024年9月6日(金)の週間損益は先週比−169万円(-2.7%)、年初来比で+165万円(+2.8%)となっております。
日経平均は週間で−2,256円(ー5.8%)の下落、年初来比で+2,927円(8.7%)となっております。今週は火曜日以降、日経は弱い展開となっており、グロース市場も週間で-1.9%と上昇一服となっております。
アメリカ市場は月(祝)のレイバー明けは市場の流れが変わることがあるので注意が必要、とじっちゃまこと広瀬隆雄は以前警告(リンク)していたとおりの展開となり、週を通じて株価は軟調に推移し、金曜日の雇用統計の発表後には大幅安となっております。
9月は米国株市場にとって特に厳しい月とされており、過去20年間の平均パフォーマンスは-0.58%となっています。9月の利下げは確実視されており、0.25%、0.5%のどちらになるか、が注目されておりますが、いずれの場合であっても過去の利下げ局面においては景気がリセッション入りした際は株価は下落しております(リンク)。
今回のAI関連・半導体銘柄の株価上昇と比較されるのが2000年のITバブルになります。ITバブルの際には売上・利益がほとんどなかったドットコムという名前の会社の株価が上昇したため、業績を伴っている今回の相場とは異なりますが、歴史を振り返ってみたいと思います。
SBIアセットマネジメント(リンク)によると2000年10月がITバブルの頂点となっており、そこから3カ月後の2001年1月に利下げが開始されており、株価が再び上昇基調に転換するまでに2年以上かかっております。今回も6月にエヌビディアが最高値をつけてから3カ月後の9月に利下げが開始される予定のため、時間軸としてはITバブルとほぼ同じ形となります。
今回も2年以上の下落相場になるかはわかりませんが、金利が下げ止まったのが2003年6月となり、株価も2003年はじめに底打ちしております。
また、VIX指数も大底の目処として指標になりそうです。(リンク)
VIX指数を使って米国株(S&P500)の大底を探す際の3つの条件
1.VIX指数の月中高値が45(図中赤線)を超える
2.その後VIX指数の月中高値が35(図中緑線)まで下落している
3.直近の高値から35%以上または40%以上下落している(同じく図中緑線)
今回も9月に利下げが開始となり、当面は株価は軟調に推移すると予測されます。利下げが終わるタイミング・VIX指数が収まっている形が次の上昇のサインとなりそうです。
2024年9月8日時点のポートフォリオ
〇SBI証券(積極投資)
半分以上を現金化し、ポートフォリオをかなり縮小しております。MLCC関連で保有していた太陽誘電・村田製作所はすべて売却、グロース系も手仕舞い売りをし、長期保有銘柄群もポジションは縮小しておリます。
来週の投資戦略
金曜日に日経先物が大幅安となっているため、厳しい相場展開になりそうです。アップルのイベントが9月9日に開催されますが、市場の関心は景気後退に向いているため、関連銘柄が動機付く可能性は低そうです。
利下げ局面において相場全体としては弱気のスタンスのため、決算跨ぎで勝負しようかな、と考えております。
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