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2024_0226_高雄市美術館

江賢ニ 個展。色と向き合っている作品。
目が惹くのはカラフルなもので私はそっちが好きだけど、背景黒で蝋燭だけが描かれてたりお墓?をテーマにしてるものもあって、光と闇の振れ幅が大きかった。
tragedyを抽出して、それをモチーフに描く。的なコメントが印象的。一度悲しみを取り込んで解体して、作品に反映してるんだなぁ。

ミラー?銀紙?みたいなものをベースに色を引いているみたいだった。ところどころ色ムラでシルバーがチラッと。スプレー状も特徴なのかな。

薄いトタン?みたいな板に着色して貼り合わせてた。ゆーっくり板に沿って歩きながら見ると絵の中に入り込める感覚に。
スプレー状だから余白があって、そこにヒュッと。ベタ塗りだと味わえない。余白、隙間、大事。
目線に近い下側はスプレー感があって細々した色を見れるけど、見上げると上側は色が混合されて色の結束感が生まれてた。

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自然の中にある美術館。

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