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魚座満月。魅力を整理整頓。

久しぶりの満月読みです。

満月には、何か限界を感じたり、「コレしかない!」と強く思わせたり、コツコツやってきたものが完成したり、と言ったことが起こりやすいようです。

今回はどんな部分でそれを感じるのかな?ということを、太陽と月のサインと度数から考えてみようかなーと思います。

乙女座と魚座のテーマ

どちらも冷たいサインなので、「周囲の状況を把握するぞ〜」という共通の働きがあります。

太陽が地のサイン、月が水のサインなので、「身近なイメージから得たものをどう実際に役立てるか」ということが、ひとつのテーマになるのかな、と思います。仕分け方。

29度のテーマ

日本では2021-9-21-am8:55に満月です。太陽と月の度数は数えで29度になります。度数の最後の方は「引っ越し前の荷物整理」の度数です。(松村潔/サビアン占星術より)次のサインに向けて、必要なものは残し、不要なものは捨てる。

柔軟宮の29度では、様々な試行錯誤を重ねた結果、次の活動宮へ向かってエネルギーの矛先の最後の調整していくような働きになるのではないのでしょうか。

乙女座29度のサビアンシンボルは「読んでいる書物から秘密の知識を得る男」

魚座29度は「プリズム」

です。

乙女座の方は、「行間を読むことで、漠然と感じているイメージを書物の中に見出せる」というような象徴で
魚座の方は「ひとつの原点から派生する規則的な発展性(もしくは閉塞感)に気付ける」という象徴だそうです。(同上記の本参照)

シンボルの意味を総合すると、自分のぼんやりとした規則性のようなものに意識が向くタイミングがあり、言葉にするつもりは無かったけど、たまたま読んだ本の中にぴったりなことが書いてあった!と感じられるような状態、という感じかな?

「次の段階に移る準備としての気付き」というのがこの度数のテーマになるのかなと思います。

満月図で総合的に見てみる

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満月図で見ると、この満月は「5−11」の「楽しみ」に関するエリアで起こっています。
自分の楽しみ方や、人への楽しませ方に焦点をあてて、上記のテーマが起こってくるかもしれません。

また、「楽しみ」の象徴である金星が目立つ配置なのも、面白いです。天頂は獅子座で「堂々と中心に存在する」というパフォーマー的な象意のあるサインです。

満月の「完成・限界」という状態からすると、この満月では、「自分のファンに提供できるもの」について一つの完成形を得られる、あるいは、限界を感じる、という状態が現れます。
そして、今後、ファンへの思いと自分の心からの喜びとのバランスをどうとっていくか。
そんなことを考える時、今まで意識していなかった部分まで戻って整理することが始められるタイミングなのかなー、と思います。

満月後はすぐに牡羊座に月が移動し、23日からは太陽も乙女座から天秤座へ。27日からは天秤座にいる水星が逆行開始、と何かと慌しい雰囲気です。満月のきっかけからの、バランス調整作業はつるつる進みそうかなーと思ったりしました。
逆行は本来、物事がスムーズにいかなくなるもの、とされますが、「振り返り」が起こりやすい時期なので、上記のテーマと地続きな感じがしました。

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