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ガウディとサグラダ・ファミリア展に行ってみる

台風が近づいていたこの日、ガウディとサグラダ・ファミリア展に行ってきました。
翌日が会期終了だったためか、9時前に着いた時には既に長蛇の列。
それでも10時開場からの枠で入場することができ、ほっ。

行こうと思ったきっかけは、先日友人とNHK放送博物館に行った時に、4K体感シアターでVRでよみがえるガウディ~サグラダ・ファミリアの秘密を体験し、ガウディが晩年を過ごした工房を知り興味を持ったからです。
その時一緒に体験した静岡の友人が、この日上京するということで、いい機会だからと行ってきました。

身廊部の模型
じっくりと見てしまいます
外尾悦郎さんの歌う天使たち
サグラダ・ファミリアの降誕の正面にあるそうです

ガウディのこともサグラダ・ファミリアのこともほとんど知識がなく、こだわりある芸術家がいろいろ詰め込みすぎたから、完成までこんなに時間がかかっているのだろう、急がないという国民性もあるんだろう、などと勝手に思っていたけれど、それは大きな間違いでした
緻密な計算と実験に基づいて設計されていることや内戦で模型が紛失してしまい、その復元に時間がかかったことなどがわかりました。
そうだったのかあ。

サグラダ・ファミリアの素晴らしさも良かったのですが、今回の展示会ではガウディが残した数々の言葉が心に残りました。
中でも、「全ては自然が書いた偉大な書物の学ぶことから生まれる、人間が造るものは、既にその偉大な書物の中に書かれている」という言葉です。
ガウディって謙虚な人だったのかも。
自分が最初に造ったなどと奢らず、自然から学ぶという姿勢。
なんだかいいなと思いました。
知らなかったガウディという人間を、もっと知りたくなりました。

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