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私の2023年

大晦日を前に、今年1年を振り返ってみました。
大きな出来事は、何と言っても半年の東京生活です。
とても充実した時間を過ごすことができました。

年の初めは、昨年亡くなった相方(夫)母の諸々の手続や片付け等で細々と動き回っていました。
戸籍を取りに、静岡や福岡まで行ったりしました。
やってみたかったロイズ工場でのバイトもしました。
楽しかったけれど通勤が1時間半近くかかるので、バレンタイン商戦が終わった時期でやめてしまいましたが。

春からは東京で働こうと、とある区役所に応募しましたが、見事玉砕してしまいました。
採用されるだろうという根拠のない自信が見事打ち砕かれ、なかなかショックでした。

これからどうしようかなあと考えていた春、そうだ東京で暮らそうとひらめきました。
それを決意し、実行したことは、小心者の私としてはよくやった!と褒めてあげたいです。

東京生活は、私の心に彩、刺激を与えてくれました。
再開発が進む月島での飲み歩きでは、古くから住む人、新しく来た人、変わっていく月島に対するそれぞれの思いを知る機会がありました。
私は、住んでいるくせに札幌という街に対してどこか人ごとのように考えていたので、変化していく月島について自分事として考えている人たちの話は、とても興味深いものがありました。
私も自分事として札幌について考えてみると、新たな思いが浮かびあがってくるのかなあ。

11月半ばに札幌に帰ってきてからは、放置していた庭の整理をし、冬に備え、淡々とした時間が流れていきました。

12月は大好きなゆうパックの仕分けのバイトに行き、汗を流し、東京生活で蓄えた脂肪を燃やしました。

東京生活に加えて、もうひとつの大きな出来事は、盛岡の友人の挑戦を手伝ったことです。
軽い気持ちで始めたことだったのに、やってみると軽い気持ちでは到底できず、なかなかつらい日々でした。
受け止めきれない自分のマイナス感情に押しつぶされそうになりながら、この年になってこんなつらい思いをなぜしなきゃいけないの、って引き受けた自分を呪いながら過ごしていました。
ただ、出会った盛岡の人たちがとても暖かで、それがとってもありがたく、盛岡の人たちからかけてもらった言葉は、私の宝物になりました。
つらかったけれど、こんな経験は二度とできないと思うと、それはそれでやってみて良かったと思っています。

2023年は、呑気に散歩したり飲んでたばかりじゃなかったなあ、けっこういろんなことがあったんだなあと、振り返ってみると気づきがたくさんありました。
なるほど、1年を振り返るって、けっこういいことなのかも。

さて、来年はどんな年にしようかな。

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