松屋の不思議

職場の最寄り駅を降りると、松屋があります。
早い時間から開いているから助かる人も多いんだろうなあと思いながら、
その横を通り過ぎて職場に向かっています。

ある時ふと気づきました。
私が松屋の横を通る時、いつも店の前にある食券販売機にお客さんが一人いるのです。
タッチパネルでメニューを選んでいる人が一人。
人はいつも違います。
それに気づいたとき、今日もいるかなと、あたかも毎朝の占いのように気にし始めてしまいました。
そして、必ずいるのです、一人。
0人でもなく、2人でもなく、一人。
タッチパネルを操作する人が一人だけ。

私がその横を通る時間はいつも同じではありません。
5分から15分ほどの違いがあります。
それなのに、いつも必ず一人いるのです。

これは何なのだろう。
そしてこれは、いつまで続くのだろう。

そう思っていたある日のこと。

その日は朝から激しく雨が降っていました。
こんな日はさすがにいないだろうと駅の改札を出て、
数歩歩いて松屋を見ると、

なんと、3人並んでいたのです！！

もうびっくりです。

こんな雨の強い日に3人も。
松屋、恐るべし！

その日以外は、やっぱり一人だけタッチパネルを操作しているのです。
0人のこともなく、2人もなく。

そして今日、今日も朝から強い風が吹いていました。
雨はそれほどでもなかったけれど、私は期待していました。
もしかすると、松屋には…

そうなんです、また3人並んでいたのです。
正確には、私が最初見た時は2人、そのあとすぐに3人目が並んだのです。

もうびっくりです。
何なのでしょう、これは。

松屋の不思議、というか、奇跡？

これを確かめるだけで、仕事にいく楽しさがあるかも笑

さて、明日はいつものように一人いるでしょうか。