藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってみる
ドラえもんが好きです。
特に小学生から高校生くらいまでは熱狂的に好きでした。
今で言うところの、推し?
唯一買うことが許されていた雑誌、小学〇年生を買って読んでいました。
単行本は、高校時代全巻揃えていた友達から借りて読みました。
高校時代は同じようにドラえもん好きの友達と映画にも行きました。
大人になるにつれてドラえもん愛は薄れていったのですが、それでも好きには変わりありません。
なので、ドラえもんに会いに行ってきました。
館内の展示室は2か所あり、一つはドラえもんの歩みを展示、もう一つは企画展で私が行った日は「好きから生まれた藤子・F・不二雄のまんが世界」が開催されていました。
まずはドラえもんの50年の歩みを鑑賞します。
様々な原画が、その時々の藤子・F・不二雄先生の思い、考えとともに展示されていて、ひとつひとつ見入ってしまいます。
私が買っていた小学1年生も展示されていました。ちょっとテンション上がりました。
企画展では、藤子・F・不二雄先生が子どもの頃好きだった本、夢中になっていたこと、興味を持ったことが多岐にわたり展示されていました。
こんなにいろんなことが好きだったんだとびっくり。
だからこそ、ドラえもんの独創的な道具が生まれたのだと納得。
「僕は、すべてにおいて「好き」であることを優先させてきました」という藤子・F・不二雄先生の言葉は、シンプルだけれどあこがれます。
ミュージアムにはシアターがあり、入る時に入場券を渡されます。
15分ほどの短編アニメが上映されていて、自分の好きな時間に1回見ることができます。
私も久しぶりにドラえもんのアニメを見て、楽しい気持ちになりました。
ミュージアムカフェのドラえもんじゃカレーにも心惹かれたのですが、量が多いのと、何よりとっても混んでいたのであきらめました。
中庭と3階の屋外施設「はらっぱ」には、いろんなキャラクターたちに会うことができます。
懐かしさ溢れるミュージアムで、いつまでもいられる感じでした。
ただこの日はアジア圏からの観光客、若者たちが多く、ひとつの像の前で写真を撮るのにすごく時間をかけるので、なかなか写真を撮ることができません。
また、私が撮っている時に入り込んできて、自分たちの撮影に夢中になったりと。
子どもならわかるのですが、大人たちの自由奔放な振る舞いはちょっとなあ。
今までいろいろなところに行き、それなりに混んでいたところもありましたが、この日のようなことは初めてでした。
夢にあふれるミュージアムだっただけに、それだけが残念でした。
逆にだからこそ、開放されてしまうのかしら。
これからの時代、消しゴムマジックの使い方を覚えなくちゃダメでしょうかねえ。
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