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遊び

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異質なものが混ざり合いながら、即興的・共創造的に生まれゆく遊びの動き。子どもたちが生み出す遊びや、遊びに関して感じ考えたことをまとめていきます。
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2021年2月の記事一覧

遊びの〝動き〟の点と点が結びつくとき

学童保育で一緒に働く職員さんとココミとの間で生まれた遊びの〝動き〟以前、こちらのブログにまとめた「ゆーだいを笑わせろ!ミッション」の続編的なエピソードを紹介します。 先日、同じ学童保育で働く職員さんと、それぞれが捉えた遊びの様子を共有しました(私が外遊び、彼が中遊びを見ていたため、それぞれの様子を知りたいと思ったため)。こうして実践やこども観について語り合える時間はとてもわくわくします。 彼はこの日、以前のブログに登場した3年生のココミ(仮名)と一緒に遊んでいたとのこと。

レストラン遊びの〝動き〟を捉える〜遊びの転換点に着目しながら〜

私は、こどもたちが/こどもたちと遊びの〝動き〟を生み出す渦中にいる時に大きな喜びを感じます。そして、まるで数珠繋ぎのように進んでいく〝動き〟を紐解いていくと、たくさんの発見があります。今回は、小学3年生3人、小学2年生1人と私との間で生まれた遊びの〝動き〟を紹介したいと思います。 【遊びが生まれた背景】 この日、3年生のマイカ、リカ、2年生のミドリ(いずれも女児、仮名)の3人が、お店屋さんごっこ(レストランを開こうとしていた)を始めました。少し離れたところで、以前のブログに