遥かなる山へと続く道〜番外編の番外編〜
北海道一の秘境ダムである東の沢ダム。
そこから少し足を伸ばせば
日高横断道路の開発道路区間へ行くことができます。
遥かなる山へと続く道の番外編の番外編として日高横断道路までの道程もご紹介させていただきます。
まずコースタイムと距離を
東の沢ダム→東の沢発電所入り口 約0.5㎞
東の沢発電所入り口→東の沢橋(シビチャリ1号橋)下 約2㎞(帰りが超急登w)
東の沢橋下→日高横断道路分岐点 約1㎞
と約3.5㎞、徒歩で4〜50分の道程です。
東の沢ダムからスタート。ここから東の沢発電所入り口までは緩やかな下り道です。
少し歩くと左側に東の沢発電所入り口が見えてきます。
胆振東部地震復旧時に活躍した東の沢発電所。
東の沢発電所入り口と東の沢林道分岐点。カーブミラーの下に何やら広場が見えます。
近づいてみると、、、
ヘリポートがありました。
静内川流域は上流部にさしかかると急峻な山が立ちはだかり、林業最盛期には林道を造れない場所は
何とヘリで材を運び出していたそうです。
そこまでやるか!と思ってしまいそうですが
この山域には直径2メートルを超えるヤチダモや立派なカツラの木などがたくさんあったそうです。
実際にこの目で見てみたいですが、今は、このような巨木は存在しないよ〜(笑)と地元の関係者が話していました。
林業を全否定はしませんし、文化的生活を支えるためとはいえ、日高の巨木が切り尽くされたのは悲しいです、、、。
東の沢林道は谷底を流れるコイカクシュシビチャリ川に沿いに続いています。一見、廃道に見えなくもないですが、一応しっかりとした林道です(笑)。
ちなみに奥に見えるオレンジ色の橋が
日高横断道路の東の沢橋です。
東の沢林道が急な下り坂になってきました。ここからは覆道の連続になります。
覆道帯を抜けて背後を振り返ると、、、急登が帰りを待っているかのように見えます(汗)。
帰りの急登に不安を抱きつつも東の沢橋下付近に到着。
コイボクシュシビチャリ川に架かる橋を渡り終えました。日高横断道路分岐点まではもうすぐです。
現在はこのように土砂で埋もれていますが、コイボクシュシビチャリ川沿いの上流方面には旧コイボク林道(日高横断道路が造られる前に使われていた道)の跡があります。
さて、日高横断道路へと向かいますか。
日高横断道路分岐点までは急登が続きます。その途中に村田土建さんのブルが止まっていました。
距離は短いとはいえ、急登歩きは辛いものです(汗)。
東の沢林道ゲートを通過。あと50mほどで日高横断道路分岐点です。
日高横断道路分岐点に到着です。アップダウンある林道でなかなか楽しめました(笑)。
日高横断道路は分岐点から開発道路になり、道幅が広がり、路面も格段に良くなります。
これまでご紹介させていたルートが現在の正規ルートとも言えるものですが、後日
別ルートや日高横断道路の現状
なども掲載していこうと思っております。
日高横断道路や高見ダム
などにご興味がございましたら、引き続きお付き合いください。
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