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想いをは人それぞれな認知症カフェ論

私がフォローしている人中のコスガ聡一さんが、反・認知症論という記事をシリーズとして書かれています。面白いのでまた見に行ってくださいね♪

私が見てきた場所

何処で始まったのが最初かは知りませんが、アルツハイマー病と診断された方が、街のカフェでお互いの思いを話しながら1日を過ごす。そのカフェのオーナーや従業員も、そんなお客さんと穏やかな1日が過ごせるように心遣いをする。店のスタッフは、アルツハイマー病の症状を理解していて、その人の症状の中でお手伝いが必要な所だけをお手伝いして、過度な対応はせずに、一般のお客様と同じ対応を心がけている。そんなカフェが街のあちこちに点在している。

そんな映像が昔TVにて紹介されていましたね。コレがあるカフェの始まりだったんじゃないでしょうか?
認知症カフェとはそんな場所であると思い、認知症を知らなかった私は、認知症カフェと言われる場所へ参加をしました。が・ガガガ!

世界的にはアルツハイマーカフェとしては、ベレ・ミーセン氏が紹介をされていますよね。日本でも矢吹氏が翻訳して著書を出版されてます。
以前はWikipediaでもアルツハイマーカフェで検索するとベレ・ミーセン氏の説明が多く載せられていましたが、今見てみると、認知症カフェという題名に変わり、日本独自の認知症カフェの流れ的なものへと移ってました(泣)

認知症カフェ構想は日本独自の形に変えられてきた

ベレ・ミーセン氏の推奨するアルツハイマーカフェ論は、日本国内では矢吹氏が広めておられますので、そんな矢吹氏の講座に参加することでそのイベント的流れを踏まえたアルツハイマーカフェを開催されるといいと思います。

ここでは、日本独自な認知症カフェについて、私が参加して感じたことを描きたいと思います。

対象は「認知症」をキーワードとしている。
目的は「介護相談」「デイサービス同様」「寛ぐ場所」「美味しくいただく」「ボランティアで作業」「体操を楽しむ」でしょうか。
対象者を「家族介護者」「診断された本人」「一般の人」「認知症を知りたい人」「認知症にはなりたくないと願っている人種」

認知症と名のつく場所へは参加したくない!行きたくない!という声から、その名称を変えた認知症カフェも多いですね。
中には、認知症カフェとは、認知症の人が働いている喫茶店という思い込みで入店される方も居られます。物見遊山でしょうか?珍しいモノが見れるという思い込みでしょうか?認知症サポーター養成講座の中の認知症観を信じている信者さんでしょうか?

カフェと名がつくので、安くコーヒーが飲める喫茶店とした思い込みで入店されて、大きな声で会話を愉しまれるその場の雰囲気に馴染まない飛び入り参加者もあります。
結婚相談所が隣接してた時には、家族に認知症がある家には行きたくないよねぇ、そんなに大変な介護なら施設へとっとと預けりゃいいのに!家族で介護もできないなんて、かわいそうだねぇ!とか、認知症なんて、こんなに忙しく働いている我々には関係無い世界よ!遊んでるからなるんだわよね!とか、言いたい放題言って出ていかれました。

今の日本は、もしかするとアジアの中でもいちばん遅れているかもしれませんね。なんて思っちゃうことも多いですね。

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