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キルギスで初めての旅行。イシク=クル湖へ

 こんにちは、キルギス在住の幸夫です。キルギスに来てからちょうど1年になるのですが、今まで有給もなんだかんだ取ることが出来ず、コロナもあったので、旅行が出来ませんでした。しかしまあ、最近キルギスの感染者もちょっと減ってきているし、日本も夏休みだし、今なら行けるのでは・・・?と思い上司に確認を取ったらすんなりOK。どこか良い場所はないかと調べたら、今のシーズン限定でビシュケクからバリクチという町まで電車が出ているとの情報が入ってきました。
バリクチといえば、キルギスにある大きな湖(イシク=クル湖)の入り口となる町。
イシク=クル湖・・・行ってみたい!!!

 ということで、早速土曜日の7時15分ビシュケク駅発の列車に乗って行ってきました。

列車

 なんと、列車は電気ではなく石炭(多分)で走ってる列車!!そういえば電線もない!!こうしてビシュケクからバリクチまで約180kmの道を約5時間弱かけての旅が始まりました。

列車内

 ワゴンは思っていたよりも綺麗で席も沢山。現地の人に聞いた噂では、車内は臭いと言われたけど、全然そんなことはなし。全ての席の上にベッドも付いているのでお昼寝も可能です。じゃあ朝早かったし横になるかと思っていたのですが、売り子がうるさくて眠れない・・・。30分単位で大声でピロシキ売ってくる・・・。

コーヒー

 昼寝はあきらめて、せっかくなのでコーヒーとピロシキを買いました。合計55ソム(65円くらい)。コーヒーはよくある薄くて甘いやつ。普段絶対こんなに砂糖入れないけど、不思議と美味しい。ピロシキは・・・中身がない!!ピロシキって言ったじゃないか!!!揚げパンじゃねぇか!!!

車窓から

 気が付けば列車はビシュケクを離れて郊外へ。風景にどこか新潟を感じるのは私だけでしょうか・・・。帰りたい・・・。

リバチェ駅

 気づけば時間はもうすぐ12時。目的地のバリクチ(リバチェ駅)到着です。駅前で適当なタクシーと交渉してビーチへ。道中運転手に「バリクチの観光名所とか、美味しい食べ物はある??」と聞いたところ「なんでチョルポン・アタ(バリクチから100㎞くらい先にある観光地)に行かないの??」とのこと。観光するものはないと・・・。正直でよろしい。

ビーチ

水平線

 イシク=クル湖到着ーーーーーーーーー!!!長かったーーーーー!水平線だーーーーー!!!久しぶりに見た!!水も凄い透明度!!舐めてみたらちょっとだけしょっぱい。あとメッチャ冷たい!(この日の気温は16度)。でも現地の人は普通に泳いでいるし、次回は水着を持って来ようと決意。

べシパルマック

 そういえばお腹が空いていたので、近くのカフェへ。キルギスに来てから外食も自粛していたので、初めてキルギス料理のべシパルマックを食べることができました。お肉がたっぷりなのに何故か優しい味。いくらでも食べられそう。
 そこから、近くのバザールへ。バザールは・・・特にビシュケクと変わらんな・・・。
 その後、散歩しながらビーチ沿いを散策していたのですが、ポツポツと雨が降ってきました。元々朝から雷雨の予報だったので、覚悟の上、むしろよくここまでもってくれた。一緒に来ていた同僚が、「よし、帰ろう」と英断してくれたので、タクシーを捕まえてビシュケクに戻ることにしました。タクシーは片道2,500ソム(2,800円くらい)。しかし、2時間程でビシュケクに到着。やっぱりあの電車遅かったんだなぁ・・・。
 楽しくて色々勉強になった旅行になりました。次は湖の反対側にも行ってみたい。By 幸夫

ぺテルで劇場へ行こう!』、ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね。

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