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3月6日(土) マリインスキー劇場コンサートホール プロコフィエフ作曲「三つのオレンジへの恋」

オペラ公演ですがコンサートホールで行われます。オレンジ色の風船と椅子だけが舞台装置。色の違うちょっとしたスカーフを首に巻いて、役柄を表す(衣装と同じ)。徹底した、コストカットを行った舞台ですが、なぜか面白いです。コンサートホールの字幕のシステムが新しく、大きくなり ロシア語の上演ですが 英語の字幕も出るのでわかります。ちなみに、世界的にはフランス語の上演が多く、ロシア語での上演は稀みたいです。
もともと世界で一番馬鹿馬鹿しいお話を作ろうと思ってできたオペラなので楽しいはずです。
超簡単なあらすじ。
笑えなくなった王子様を笑わそうと道化師のトラファルディーノが頑張りますが、ギャグが全く面白くなく笑えません。そこにやってきた魔女のモルガナがふとしたはずみで転んでしまい、その様子がおかしくて王子様が笑い始めました。一方、面白くないのがモルガナ。頭に来てしまい、王子に「3つのオレンジに恋をする」という呪いをかけます。王子と、成り行きで腰巾着しているトラファルディーノがオレンジ探索の冒険の旅に出ます。いくつかの危険(特に料理女につかまりそうになった時はピンチ!)を乗り越え、無事にオレンジをゲットしてそこから生まれたお姫様と結ばれるというありえない、バカバカしいストーリ。歌手や合唱の皆さんもノリノリで楽しそうに演じてくれます。
コンサートホールですので舞台と近く、観ていて飽きませんでした。超有名な行進曲のメロディーにのってついつい引き込まれてしまいます。

三つのオレンジへの恋

(マリインスキー劇場HPより)

インターネット劇場で楽しむ場合は、
パリ・オペラ座2006年公演 フランス語ですが、英語の字幕が付いています。

リヨンオペラ劇場 こちらもフランス語です。シンプルな演出でマリインスキーの公演はこちらに近いです。英語の字幕付き。

By こばつね

ぺテルで劇場へ行こう!』ペコのサイトにぜひ遊びにきてくださいね!


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