見出し画像

ポケモンの要素分けと構築作成

 どうもぺーです。暇な時間が出来ちゃったのでSVエアプですが記事書きます。駄文ですが読んで貰えたら嬉しいです。(画像大きすぎてスマホ版だと見づらいかも…ごめんなさい)

この記事について

・ポケモン対戦初心者卒業〜中級者の方向けです。タイプ相性や3値と呼ばれる種族値、個体値、努力値等への理解を前提とします
・たいりょく,こうげき,ぼうぎょ,とくこう,とくぼう,すばやさをそれぞれ H,A,B,C,D,Sと表記します
(知らなかった人はこれを機に覚えてください!よく使われます)
・一部の技名や特性名などを漢字表記しています
・筆者が勝手に名付けた要素があります。読んでない人に言っても伝わらないと思います
・考え方の1つなので絶対はありません。参考までに。柔軟な発想が大事です!

以下常体

ポケモンの要素とは?

タイプ、特性、種族値、覚える技…etc.
それぞれのポケモンについて、これらの要素を総合的に見た時に
・そのポケモンは何が出来るか?
・どんなポケモンと一緒に入れると活躍しやすいか?
を言語化し、強い構築を作ろうというのがこの記事の趣旨である。

タイプ毎の特徴

ポケモン公式サイトより

それぞれのタイプにも特徴がある。いくつか対戦でよく採用される特徴を挙げる。

・鋼、水タイプ

 これらのタイプは相手から攻撃を受ける時に抜群を付かれにくく半減出来るタイプが多い。そのため水、鋼タイプで高耐久のポケモンは攻撃に対して後投げして相手を交代させる能力に優れていると言える。ヘイラッシャ、ドヒドイデ、アーマーガア等が挙げられる。

・地面、ゴースト、ドラゴンタイプ

 これらのタイプは無効にされるタイプはあるが、半減出来るタイプが少ない。よって高火力で相手を攻撃するのに優れていると言える。ガブリアス、ドラパルト、ミミッキュ、ボーマンダ等が挙げられる。またドラゴンタイプのポケモンに地震を入れたり、ゴースト・フェアリータイプのミミッキュが強かったりと、片方の技が半減されてももうひとつの技で抜群を付ける組み合わせが強い。

・水タイプ&電気タイプの組み合わせ

 電気タイプを高火力で打てるポケモンで相手の地面タイプを誘って水タイプで倒す、水タイプで高耐久水を誘って電気で倒す組み合わせ。それぞれタイプ単体の攻撃性能はそこまででは無いが組み合わせる事で強くなるタイプ。単体で可能なウォッシュロトム、イルカマン+ジバコイル、マリルリ+ロトム等が挙げられる。

 採用されがちな上記のタイプに対し、ドラゴン技を無効化するためにフェアリータイプのマリルリを採用して相性の良い電気タイプと組ませる、強いゴーストタイプのポケモンを倒しやすくするために高火力の不意打ちや影打ちを打てるポケモンの採用等、「相手の強い要素への対策」を組み込みながらこちらに強い要素を作れるとより戦いやすく勝ちやすい構築になるだろう。
 ただ上で述べたそれぞれの特徴はあくまで「そういう使われ方が多いよ」ってだけなので発想は柔軟に、あくまで参考程度にお願いします。


特性+覚える技の要素

対戦で使わていて強いと言われている特性から技構成の特徴と要素分けを考える。

①アタッカー、エース系

 条件を満たした時に能力が上がる自信過剰や古代活性、相手から阻害されにくくなるクリアボディや黄金の体、対面しているポケモンから倒されづらくして殴り勝つ威嚇や化けの皮などが代表例として挙げられる。
 これらの特性は「居座って相手と攻撃し合う」という行動を強くしていて、アタッカー的な技構成と相性が良いと言える。
 また積み技とも相性がよく、ドラパルトやギャラドスなどの竜舞、サーフゴーの悪巧み、ミミッキュの剣の舞等が代表的で、「壁貼りや電磁波等で補助して積んで全抜き」のような運用も選択肢に入る。

②無効系,耐久系

 1つのタイプの技を無効化する貯水や蓄電、能力変化を無効化する天然、交代するだけで回復する再生力等が代表例に挙げられる。また①でも例を出したが、相手の攻撃を下げる威嚇などの特性はこの分類にも入ると思う。
 これらの特性は相手からの攻撃を耐える事に長けていて、相手の技に対して交代して無効化してから殴ったり、能力が上がったポケモンの攻撃を耐えて相手に交代を強いたりするような運用方法が選択肢に入る。ドオーやヘイラッシャ、ドヒドイデやモロバレル、ラッキーハピナス等が代表的。

③補助、展開系

 先制の変化技で相手のポケモンを弱く使わせて自分のポケモンを動かしやすくする悪戯心、天候やフィールドを変えて自分の有利な状況にする日照りやエレキフィールド等の天候,フィールド操作系がこれにあたる。先制リフレクターと光の壁+裏のポケモンでの積み技や、雨+水技の超火力やエレキフィールド下での電気技等、試合展開を有利にして行く特性。初期ルールだと使用出来ないが、日照り+古代活性等のコンボも可能になる。


構築での要素

 いわゆる「対面選出」「○○××サイクル」「△△展開」と言うもの。構築毎の特徴でそれぞれ対面構築、サイクル構築、積み・展開構築と呼ばれていて、それらの構築は戦うプランによって大まかに分類されている。

対面要素、構築

 目の前にいるポケモンとHP満タンで対面した時に殴り勝ちやすいポケモンを構築に入れた事。
対面構築とは上記のようなポケモンを沢山入れて、
▶初手投げしたポケモンで1匹倒す
→その後出てくるポケモンを2体目で倒す
→最後のポケモンを3体目で倒す

という動きを目指して組まれた構築の事。目の前のポケモンを倒しやすいポケモンを多く採用するため、交代をあまり必要としないのが特徴である。襷キノガッサ+ミミッキュ+ドラパルト等の構築が多い(らしい)
 
 また派生形として
▶初手で殴る
→場に出ているポケモンで勝てないポケモンが来たら交代する
→交代したポケモンで欠伸や茸の胞子、後攻で蜻蛉返りなどの交代技等をし、相手のポケモンを引かせるorこちらのエースを安全着地させる
→殴って勝つ

を目標とした攻め駒2体+流せるポケモン1体(モロバレルやアーマーガア等)で組まれた構築も存在する

サイクル要素、構築

 タイプ相性や特殊受け+物理受けなど、組ませて強いポケモン2〜3体の並びの事。
▶出し負け(※)しにくいポケモンを出して行動
→不利な対面になった時にポケモンを交代して技を受ける
→有利な対面で殴る・・・
(※こちらが一方的にやられるポケモンとかち合う事)
を続けて行って、相手がこちらのサイクル要素を倒す前に削り切る事を目標とする。
アーマーガア+ドオーやサザンドラ+サーフゴーなどが挙げられる。サイクル構築とは構築に含まれているサイクル要素が多い構築の事を指す。
 
 またサイクル要素と対面要素を組み合わせ、2体で受けながら相手を削って行って、最後に対面要素で削られたポケモンを倒し切るような事も出来る。柔軟な選出やプレイング、対応力が高いのが強みである。

展開要素、構築

 初手でオーロンゲや鬼火電磁波ドラパルト等で相手のポケモンを阻害したり、カバルドンやコータスで欠伸ステロをしてからエースで積んで・殴って破壊する事を目標とした要素。
▶初手に展開要員を投げて場を作る
→エース1体or2体で積み技等も駆使しながら殴る
→対面要素で残ったポケモンを倒し切る

を目標とし、展開+エース+対面要素と組まれている事が多い。決まった形で考えやすく、中途半端な受けを破壊しやすいのが強みである。


まとめ

 タイプ的な要素、特性と技の要素、構築の要素の全てを意識しながら単体や並びを考察し、自分にあった6体を選べれば使いやすく強い構築が出来るだろう。
 全ての要素を入れる必要は無く、対面要素を持つポケモンは使いづらいと感じたら入れずにサイクル構築を組んでみたり、「○○で積んだら強くね?」って思ったら展開要素を入れてみたりと、構築の基礎が出来ると思う。
(弱点被りや物理アタッカーだけ、というのは避けた方が良い)
おわり!!

まずは全力でポケモン対戦を楽しみながら自分にあった強い構築を組んでください!!
(筆者は受験勉強頑張ります)

なにかありましたらTwitter(@Pee_Lapras)にお知らせください
最後まで読んで頂きありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?