胚移植

採卵があまりに痛くて、狭い小部屋で朝から採精に協力してくれた夫の不機嫌さも相まって、いろいろブルーになり日記を書く気も薄れてました。

採卵から2日後に胚移植に行きました。13個の卵が採れたものの、そのうち受精したのは6個、そこからちゃんと分裂したのは2個だけだったそうです。13分の2て、少なっっ!!他の4つは培養続けるけど、多分凍結には回せないと思う、とあっさり言われ、受精卵凍結したら1個10万ちょっと、高いなぁ、なんて悩みながらクリニック来た自分が恨めしい。。。「41歳という年齢を鑑みて、最初から2つ戻します」と言われました。

で、あの採卵室で胚移植。あの時の痛みに比べれば、全然余裕であっけなかった。

帰り際のお薬の説明で、「今朝から入れてもらってる膣錠ですが、今後も続けてもらって云々」と言われ「???」(あ、あれ今日からだったんですか?あかんやん、のっけから間違ってるし・・・)とマスクの下で冷や汗かきつつ終了。速攻でトイレに駆け込み膣錠入れました。これで失敗とかホントしんどいと怯えなつつ、2つ入れたのでタマちゃんとランちゃんと命名して、帰宅。タマちゃん、頑張れ。ランちゃん、頑張れ。

そこから2週間、最初の抗生物質、ステロイド、その後の乳酸菌膣錠とプロゲステロン製剤とアスピリンといった大量の薬を朝晩使わなくちゃいけず、それだけでてんてこ舞いでした。とりあえず、朝晩で内容が違ったので、マスキングテープで色分けして1回分ずつまとめて貼り付けて、袋分けて冷蔵庫保存しておきました。それだけで30ふん近くかかって、普段患者さんに大量の内服薬処方しているけど、お母さんたちホントすごいなぁと関心。

その5日後、外来で「凍結行ける卵なかったです」とあっさり。1年分の卵子使って、こんだけ痛い思いして、大金払って、いや次はもう無理だから、なんとか着いてくれ!!!と祈りながら過ごしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?