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第52回(1)ほむスペ文字起こし:プロアクティブ療法って?

ほむスペ(Twitterのスペース)を定期的におこなっています。
その文字起こしです。
出典の明示などをしておらず、
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より個人的な見解を含む場合があります。
そのため、限定公開としています。
誤字・脱字はご了承くださいませ。

プロアクティブ療法は、ステロイド外用薬をうまく使いながら減量する方法

00:54 はいこんばんは。今日は…金曜日ですね。

ちょうど昨日大塚先生と少し話をさせていただいたときにプロアクティブ療法っていう内容が出てきたので、今回はその話をさせていただきたいなというふうに思っています。


01:22 まずプロアクティブ療法に関してなんですけど、これってステロイド外用薬の使い方の話であって、特別にこういった新しい薬があるとかそういったものではありません。あくまで使い方の話ですね。
 で、以前っていうかつい先日、ステロイド外用薬を顔に長く塗っていると副作用が出てくる可能性が高くなると話をさせていただきました。

そういった背景があって、ステロイドに関してかなり否定的なお考えを持っている方が増えた時期があったということです。


今もそういった方いらっしゃるんですけれども、昔に比べていろんな方の努力に応じ、もしくは新しいこういったプロアクティブ療法とかも含めて少しずつそういった状況が薄らいできています。

02:19 ただ、その1990年代ぐらいまで、そういった否定的な考え方を持ってる方が多かったです。
それに関して、私自身はその方々がいけないとは思ってはいなくて、いろんな医療の側の問題もあったと思ってはいます。


02:39 例えばステロイド外用薬の上手な使い方がまだ十分わかっていなかったところもありますし、そしてステロイド外用薬でお肌を安定した状態で長引かせることのメリットを十分お伝えすることができなかった、そういった医療の未熟さの部分もあったんじゃないかなというふうに思っています。


03:08 ですのでそういった教訓を生かして今は丁寧にお話をしないといけない時代なんじゃないかなと、自分に言い聞かせながら診療しているような状況になります。


プロアクティブ療法は2000年頃から広まってきた


03:36 でそういった十分ないろんな話ができなかった時期があったんですが、プロアクティブ療法っていう、ステロイド外用薬の上手な使い方に関して、だいたい2000年前後から話が盛り上がってきたのです。

03:53 ただプロアクティブ療法という用語は、2008年にウォーレンバーク先生が命名した名前なんです。まだ10年ちょっとぐらいしかたってないような比較的新しい用語ということになります。

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