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第57回 ほむスペ文字起こし:日焼け止めの議論されている点(Voicy質問にお答え)

ほむスペ(Twitterのスペース)を定期的におこなっています。
その文字起こしです。
出典の明示などをしておらず、
広く公開する記事に比較し
より個人的な見解を含む場合があります。
そのため、限定公開としています。
誤字・脱字はご了承くださいませ。


00:31   はいこんばんは。
ちょっと救急外来中なので、呼ばれたらちょっと中断するかもしれませんけれども、今日もちょっとスペースをやってみたいと思いますよろしくお願いします。


00:54 Voicyっていうラジオ配信するっていうサービスを最近始めたんですけど、そちらの方でちょっと気になるご質問いただいきました。
基本的には、医学的な個別の質問にはお答えしないのですが、今回はちょっとお話をさせていただきたいと思っています。

01:13 まず質問自体は、日焼け止めの話なんですけど、皮膚がんになるんじゃないですかっていうふうな内容だったんですよ。

僕はちょっとそういった話はあまり聞いたことがなくて、逆に紫外線を浴びることで皮膚がんのリスクがあがるという話で、それこそ、それならいくらでもあるんですね。
その逆の話だなあっていうことで、出典というか元の文献とかそういったものがありますか、記事とかありますかって聞くと、リンクを貼ってくださったのそれをちょっと眺めてみたんですね。

01:55 すると内容としては、根拠はやっぱりあまりなくて、マウスの実験でもしかするとリスクがあるかもみたいな内容が出典なしで書いてあるような記事でした。

02:12   そういった意味で、その記事はちょっと信憑性が低いのかなあとは思ってはいるんですけれども…

ただし、日焼け止めに関しては、今、いくつか議論が行われているテーマがいくつかあるんですよね。


02:31   それに関して、例えば一般向けの記事とかには個人的にはそんなに書いてはないんです。特に隠しているわけでもなく、議論がまだ十分尽くされてない部分であるとか、まだ結論が出ていない部分なんです。
そういった部分に関してはかえって不安な部分ができてしまうかなあと、あえて出していない部分があります。


02:51   ただ、そういった記事の方を見ていて、ちょっと間違った内容とかもあったりもするのですので、今回は議論されている日焼け止めに関しての議論をいくつかお話をしようかなというふうに思っています。


ひとつ目。紫外線吸収剤は皮膚から吸収されて血液にのるかもしれない?


03:09 では、まず一つ目なんですけど、

日焼けでも使う理由自体は皮膚がんを予防するっていうのはこれは間違いないんですね。

米国では少なくとも5人に1人は皮膚がんと診断をされています。乳癌とか肺がんとか前立腺がんとかそういったがんを全部たしても皮膚がんに達しないくらい皮膚がんのほうが多んですね。

日本人は比較的白人にの方々に比べると少なくて欧米人に比べて10分の1ぐらいです。そういった意味では、日焼け止め自体が重要であることは変わりがないということになります。

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noteでは、ブログでは書いていない「まとめ記事」が中心でしたが、最近は出典に基づかない気晴らしの文も書き散らかしています(^^; この記事よかった! ちょっとサポートしてやろう! という反応があると小躍りします😊