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子どもで周期的に発熱を繰り返すPFAPA症候群の話:ほむスペ文字起こし

ほむスペ(Twitterのスペース)を
定期的におこなっています。
その文字起こしです。
広く公開する記事に比較し
より個人的な見解を含む場合があります。
そのため、限定公開としています。
誤字・脱字はご了承くださいませ。
※この記事は、マガジン
『アーカイブしにくい音声メディアの文字起こしマガジン』
に収録しています。


はいこんばんは。
今日もよろしくお願いします。

今日はPFAPA症候群の話をしていこうと思っているんですけど、最近、コロナが流行してきて、でも一方で他の疾患も少なからずありますよね。
たとえば胃腸炎も流行ってますし、コロナ以外の病気のことも考えながら、診察をしていく必要性があるわけです。

今のオミクロン株に関しては、どちらかというと喉の症状が強く出ますので、喉の診察がとても大事なんですけど、子どもってなかなか喉を見せてもらえないんですよね。

例えば舌圧子っていう棒を使ったりとかして喉を見たりするんですけど、『ヤダー!』って叫んだりして、私達も飛沫を浴びるので、『感染したかもしれないなあ』って思うことも少なからずあったりするのです。

そういった意味で、喉を見ることすらなかなかままならないんですね。
今回お話をするPFAPA症候群っていうのは喉の扁桃という部分の白苔といって、膿ではないんですけど膿みたいな白っぽいものがつくんですよね。

ですので、喉を確実にやはり見ておいた方がいい場合があったりとかして、自分自身が感染するリスクも考えつつ、でも診察しないとという状況が出てくるわけです。

そんななかで、最近、複数のPFAPA症候群の方を拝見しましたので、今回はそういった疾患もありますよっていう話をしていきたいなと思っています。


PFAPA症候群とは?


子どもの急性の咽頭炎、すなわちのど風邪であるとか、急性の扁桃炎であるとか、そういう病気は、普段から小児科では遭遇することが多い病気です。

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