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第59回 ほむスペ文字起こし:アトピー性皮膚炎に関連した目の周囲の湿疹、どのように治療をする?

ほむスペ(Twitterのスペース)を定期的におこなっています。
その文字起こしです。
出典の明示などをしておらず、
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より個人的な見解を含む場合があります。
そのため、限定公開としています。
誤字・脱字はご了承くださいませ。

こんばんは。今日もよろしくお願いいたします。


今日はアトピー性皮膚炎に関連した眼瞼炎、つまり目の周りの湿疹に関しての話をさせていただこうと思ってます。


 今、ブタクサ花粉などが非常に飛散している時期なので、目の症状が強く出る方がいらっしゃるんですよね。
そして目をこすって目の周りの湿疹をひどくしてしまう方がどうしても出てきます。
現実問題としてはそれを起こさないようにするために対策をしておく必要性があるんですけど、起こってしまった場合どういうふうにするか、私の考えが全て正しいとは思ってはいませんが、一般的な小児科医がやっているような治療に関してお話をさせていただこうと思っています。


アトピー性皮膚炎は、アレルギー結膜炎を発症するリスクになる


アトピー性皮膚炎自体が他のアレルギー、例えば食物アレルギーであるとか、気管支喘息であるとか、アレルギー性鼻炎であるとか、アレルギー性結膜炎を起こすリスクをリスクを上げることはよく知られています。


そういった意味で、アトピー性皮膚炎がると、結膜炎も持っている方が多いということになります。
アトピー性皮膚炎があると、血液検査をしたときのIgE抗体があがりやすくなり、例えばブタクサに関して6歳時点で半分以上の人か感作されているという報告もあります。


 ですのでこの時期、ちょうど花粉が飛ぶ時期には心配ごとが増えるっていうことになりますよね。


目をこすったり叩いたりすると、白内障や網膜剥離のリスクが上がる


目をしょっちゅう掻いていると、物理的な刺激を繰り返し起こすことになります。目を一生懸命こすったり、目を叩いたりとかを繰り返すと、ボクサーが顔をよく叩かれるような、そんな刺激を目に起こす感じになります。

そして、網膜剥離って言って目の後ろ側のスクリーンに当たるところが剥がれてしまったりします。それ以外にも、白内障のリスクが上がったりするのです。

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