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やじろべえ物語7

「あら、兄さん珍しくグラス持ったまま携帯と睨めっこしてるのね」
「あ、そーなんすよ、ママこの前浦島太郎の事言ってましたよね?
それ聞いて、あーなるほどなって
今大人になって昔話も疑問に思う事多々あるんだなぁって妙に納得してたら
オレがいつも愛読してる”うえぞのさん”って方もタイムリーなnoteを書いてみえたので読み入ってましたよ」

浦島太郎…
ママのnoteを読んで
今思えば虐められてた亀を助けたこの人がした行いは正しいと思うが、結局亀に裏切られたのか?って疑問が湧いた。
決して開けてはなりませんって玉手箱渡されたんだっけ?
もう記憶も曖昧なので検索して読み直してみた。あぁ、確かに開けてはダメよと渡されてるみたいだ。んなもん開けちゃうよね。
現実に帰って来て家もなく孤独に打ちひしがれれば尚更じゃん。
んで、じいさんになってしまう訳だが…
帰る所もなく天涯孤独でこの先暮らすより、早く歳とって寿命を全うした方が良いんでない?とか思った。
だったら乙姫様がくれた玉手箱ってやっぱり善意?深いなぁ。
しかし…子供の頃聞いたこの話、楽しい!面白い!って思ってたと思う。
今じゃ変な疑問ばかり。
ちびくろさんぼも人種差別になるとか、桃太郎もよってたかっていじめとか?
最近では映画の名作”風と共に去りぬ”も奴隷問題?
ちなみにこの映画観たことはありませんが…大人って素直じゃないね。

同じ様にそんな大人の疑問を持たれたうえぞのさんのnoteが
いつもながら面白いので。
スルスルっと入ってきて語り口調もイカしてます。
しかも後半、涙を誘う展開に。
…。゚(゚´Д`゚)゚。


オレも竜宮城へ行ってみたいなぁ
んで、若かりし日のワタクシも

竜宮城へといざ行かん!!

と、同じ志を持つ仲間とツアーを決行。
いやーあちこちの竜宮城へ行ったなぁ。
今思えば良い想い出。
乙姫(泡姫?)との想い出はまた機会があれば。
んで、今回は日本酒です。
日本酒なんですけど…記憶が無くて紹介は出来ません。
場所も定かではなくて竜宮城ツアーの旅館…だっただろうか。
その日の宴の時に飲んだ日本酒が忘れられずにいます。
確か北陸方面だったと思いますが、三重方面だったかもしれません。
そのシーンしか記憶が無く、どんな銘柄のどんな名前だったのかも定かでは無いのです。
アワビの踊り食いもあったのを覚えてます。
旅館の女将だったのか仲居さんだったのか、お酌してくれた日本酒が衝撃でした。
一口飲んで「これお酒?」
って聞いてしまったのです。
それはそれは形容するなら”水”でした。
それでいてほんのり口に拡がるフルーティーな香りとアルコール。
こんな日本酒があったのか…と思わずにはいられませんでした。
確かその場でそのお酒の銘柄を確認したはずでしたが、海老やタコの舞い踊りに心奪われ時間を忘れる浦島太郎状態だったのです。
翌日にはすっかり
「あれ?ここはどこ?」
みたいになってお酒の存在はすっかり消えていました。
オレ普段なら翌日ってかなり残るタイプで頭痛に悩まされるんですが
その時の翌日は凄くスッキリしていたのを覚えています。
ホントにおいしいお酒ってこうなんだろうなぁと。
竜宮城の想いでは泡と消え去り、すっかりその日本酒の銘柄も消えてしまい
今の今まで思い出せずにいます。
その後、多分…越乃寒梅であろう…
と淡い期待に心弾ませ”越乃寒梅”も飲んでみましたが
全然違ってました。
水のような飲み口である、というだけで”上善如水”もまた試してみましたが
これでもなく。泣く子も黙る”獺祭”も違いました。
オレの元を離れていった人を追い続けるかの如く
そこで出会った日本酒を探し続けています。
どなたかご存じでしたらお教え頂きたいです。

もしかしたら…
酔っ払い相手にただの”水”を出されたのかもしれませんが…
それも定かではありません。



ママがボソッと聞こえる様に言いました。

「それきっと、りーあむ水じゃない?」

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うえぞの様
記事の紹介、快諾くださりありがとうございました。
もう一つ紹介させて下さい。
この記事を読むと元気になれるんです。
いつも楽しいnoteをありがとうございます。
頑張ってください。

では。